PHOTO SESSION BLOG

澄み切った青空から一転...

Date:2015.01.25

こんばんは、Kageです。
今日もお客様からリクエストを頂き、BC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。

気圧配置図では北海道付近は高気圧に覆われ、天気予報でも日中は晴れ、幾つかの天気予報によっては曇りとなっていた。朝一は雲の多い天気であったが、いざ山を登り始めるという頃には雲一つなく、まるで空に色を塗ったかのような素晴らしい青空となった。雲一つない青空が澄み渡り、パウダーとなれば否が応でも期待してしまう。おまけに真っ白な滑る斜面がそこにあれば、あそこでターンして、あそこに当て込んで...と妄想が膨らむ。僕はと言えば、何時頃には太陽があの向きにあるから、あそこではこう撮って、あそこではこう撮ろう...などとイメージする。これだけの青空とパウダーがあれば、もう頭の中では雑誌に使えそうなグッドショットを連発している。もう高ぶる興奮を抑えきれないような状態だ。

そして、天気が良ければ色々撮りたくなってしまうのはカメラマンの性ってモンで、ハイク中にイメージカットを沢山撮ってしまう。

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アンヌプリと太陽をバックに...。

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澄み切った素晴らしい青空に高揚を抑えきれない。

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天国への階段(Stairway To Heaven)

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晴れているとこういうイメージカッも沢山撮ってしまう。

しかし、ハイク中もう少しで稜線上まで登り切るという頃、西の空から急に雲がモクモクと湧いてきて、みるみるうちに青空が消えてしまった。登頂して、いざ滑るという頃にはガスで一時真っ白になってしまい、カメラポジションから皆の事が見えなくなってしまった。あんなに晴れていて雲一つなかったのに...。雲の隙間のスポットもあまり見当たらない、あっても僕らのポイントを照らしてくれそうにない。あれだけの青空をハイク中に見せられた後に、これだ。散々思わせぶりの態度をしておいて、急に女性にソッポ向かれた虚しい男状態である。この興奮し切った気持ちはどうしてくれよう!?と言いたいところだが、天気ばかりは仕方がない。またあの青空を期待して、いや少しでも光が斜面を照らしてくれるのを期待してちょっと待ってみたが、ガスはなくなったが、少しフラットライトの状態だ。仕方なく滑り出す。

そして、その後はフラットライト気味なのが解消されないまま、沢やバンクでの当て込みセッション、エアーセッションをしてツアーは終了となった。

あぁ~今日も天気とのタイミングが合わなかった。撮影と言うのは本当に難しい。例え滑るには問題なくて大きなスプレーを上げたナイスランをしても、バッチリ晴れているのと、そうでないのは大きな差である。しかし、雪も良くて晴れ間に当たるなんて、そんなにないのである。勿論、撮影に特化していて朝5時集合などと時間も自由に変更出来れば、多少は確率が上がるだろうが、ガイドツアーという形態上それは難しいので仕方がない。コツコツコツコツ狙い続け、撮り続けるしかないのだ。明日も頑張ろう!!

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ナイスランを連発していたKさん。

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後ろが朝の青空だったら...とついつい想像してしまうが、スプレーを上げて当て込んだHさん。

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本日のヘッドガイド山田誠

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本日のテールガイド高橋孝精

Author: Kage Photo

kage

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