天気急変の羊蹄山ツアー

こんばんは、Kageです。
今日はリピーター様の要望で実施したBC Yoteiツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。

何日か前までの天気予報では晴れの予報でしたので、今日羊蹄山ツアーに設定していたのですが、結局今日の天気予報は曇りのち雪。しかし、気圧配置図では北海道付近に等圧線は見られず、個人的では割と穏やかな天候を予想していて、上手くすれば光が射し込むのでは？と淡い期待を持っていた。

実際には雲が非常に多いものの時折雲の隙間から青空とともに光が射し込んでいた。そして、まもなく滑り始める予定の森林限界に到達しようとしていた時、素晴らしい青空となった。羊蹄山の大きな斜面に大きな原生林の木陰が伸び、大きなスケールで木々や光と影がまるで歌っているかのように輝いて見え、その姿は本当に美しかった。

この瞬間に一本滑って貰おうかとも考えたのだが、滑り出す予定の場所もあとちょっとだし、一本滑ってまた登り返すのは聊か面倒だし、なによりその斜面の上部には別の団体がいて、その斜面の下部から彼らより先に滑り出すのはマナー違反なので、輝く斜面を横目に登り続けた。

すると、そこから天気が急変し、一気に雲に覆われ、ガスも発生し、凹凸が見難いフラットライトの真っ白な世界となってしまった。おまけに雪も結構降り出し、視界が非常に悪くなってしまった。しばらく天候回復を待ったりもしたが、多少のガスの有り無しくらいで、その後光が射す事はなかった。残念。こればっかりは仕方がないのだが、例え滑るには大して問題ない視界でも、写真には光の有り無しは大きな差である。あと３０分から１時間前に上に行けていればという後悔のようなものもあるが、決してチーム全体のペースも悪くなかったし、誰が悪いわけでもないので、どうしようもない事なのだが、直前まであんなに美しい光と青空を見せられてしまっていただけに残念で仕方がない。またチャレンジしましょうね！！チャレンジし続ければいつか良い日は来るさ。


眼下に見えるグランヒラフスキー場を横目に登り続ける。


一時は素晴らしい青空を覗かせてくれた。

Author: Kage Photo