久しぶりに厚みのあるスプレー

今朝までの１２時間降雪は１５ｃｍで、昨日積もった１０ｃｍの雪に加えて考えれば約２５ｃｍ、吹き溜まり斜面ではそれ以上となり、そこそこ積もった事になる。確かに今日山に登って何処を滑ろうかと辺りをチェックしていると、深い所でツボ足だと膝以上積もっている所がありました。吹き溜まり斜面となるその沢のレギュラーを中心に２セクションに分けて一本目は撮影しました。上部セクションは非常に良かったのですが、沢のコアな部分は写真ではスプレーも飛んで気持ち良さそうに見えるが、実は結構新雪の下にあるクラストしている固い層に当たり、気が抜けないコンディションでした。

滑り終えたそこから完全に吹き溜まり斜面となる方角の面に登り返すには、ちょっと長いハイクが必要になるため、今日初めてスノーシューでハイクするというお客様も多いツアーだったので、ツアーの終わる時間も遅くなるし、お客様には限界近くまで疲れさせてしまうけど、雪の良いそちらに行くか？、それとも一本目とそれほど変わらないコンディションに甘んじて近場を滑るか？非常に悩ましい判断に迫られていました。

しかし、何故か数日前の強風で風が当たっていたはずの面を覗いてみると、底が当たる場所もあるかもしれないが良さそうに見えたので滑ってみると、非常に良かった。ほとんど底当たりもしないほどで、皆さん大きなスプレーと歓声を上げて滑っていた。久しぶりに厚みと後方に長く伸びるスプレーの写真が撮れたのであった。登り返しも短くて済み、お客さんも大満足。最後はバンクで当て込みセッションをしてツアー終了。光も何本かで入ったし、久しぶりに大きなスプレーの写真も撮れたし、良かった良かった。


昨日に引き続きご参加頂いたNさん。

自分では良い所が探し出せないコンディションなのでとツアーに参加してきた札幌からお越しのNさん。ナイスターン！！


壊滅的に雪がないというバンクーバーから来ている友人のM君。

Snow Surfに最近興味があるという台湾出身のS君。Snow Surfなライディングが楽しめる沢にて。

沢のグーフィーに何発も素晴らしい当て込みを見せた本日のヘッドガイド高橋孝精。

テレマークには登りも滑りも難しいコンディションでしたが、ここは気持ち良く降りてきた本日のテールガイド大島司。