まるで底なし沼の胸ラッセル。もうワヤだわぁ～。

今日は埼玉県入間市にある「Dope」というショップのオーナーとお客様の４名とイギリスから来ているフランス人１名の計５名のツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。

今日はBC Lift Accessツアーだったのでモイワスキー場に行きましたが、ここの所ずっと強風のためクワッドリフトが動いておらず、恐らく今日５日ぶりにクワッドリフトが動いてくれました。しかも、今回の爆弾低気圧がもたらした大雪は３月とは思えぬ程で、Powder Companyが毎日計測している定点観測でも今日はフットペン９５ｃｍもあり、途轍もないDeep Powderでした。更に日中だけでも４０ｃｍ前後は積もった感じで、今季ベスト３に入る深さでした。

雪は結構重めの水分を多く含んだ雪でしたが、ターンは何とか出来るくらいの丁度良い深さと重さでした。これ以上深くても、雪が重くても軽くてもターン出来なくなってしまうギリギリの良い塩梅の雪でした。しかし、転んだらなかなか立ち上がれないし、一度スタックしてしまったら最後、なかなかリスタート出来ないウルトラディープコンディションでした。

最後の二本はゲレンデからも近い最近ではわりとメジャーなポイントに行ってみましたが、午後になってもノートラックで誰もここまで到達出来ていない状況でした。まさかこのポイントが午後までノートラックとは...驚きです。しかし、最後ゲレンデに帰るトラバースラインにあとちょっとラインが届かず、仕方なくトラバースラインまでのおよそ１５ｍほどをツボ足で歩いたのですが、胸くらいまで埋まっているのにまだ足が固い所に届かず、まるで底なし沼を歩いて渡るような気分でした。いやぁ～深かったぁ～。フカイ指数MAXでゴザイマス！！

そして帰宅すると、半端じゃなく重たい雪がこんもりと積もっていて、除雪除雪除雪...。あぁ～もうワヤ（北海道弁で無茶苦茶酷いのような意味）だわぁ～。今日のフランス人も「ワヤ」って言葉を覚えて連発しておりました（笑）。今日はそんなディープでワヤで最高な一日でした。明日もToo Deepだわ。

CAPITAの極太に乗って、このウルトラディープコンディションを楽しんでいたDopeのオーナーSさん。

滑りたくて白馬に移り住んだというSさん。大きくて綺麗なスプレーですね。

Taro Tamai Snowsurf DesignのSuper Fishに乗るフランス人のYさん。

本日はヘッドガイドをこなしたブン太兄こと菅原渉。

胸まで埋まりながら雪を掻き分けて進む本日のテールガイド大島司。

そして、こちらは体全体で雪を掻き分けて進む通訳兼サポートスタッフの門下生小林明弘。