パノラマライン開通で楽ちんハイク

こんばんは、Kageです。

今日は「The Sawa（沢）」と銘打った地形を使ったイベントに参加頂いた２名のお客様からリクエストを頂きPhoto Sessionしてきました。但し、イベントの「The Sawa」は最少催行人数の３名に達しなかったのでイベントとしては中止になってしまいました。

さて、ここ数日２０℃を超える暑さになっているニセコは、春と言うか真夏と言っても過言ではない気候です。そして、今日も先日同様２３～２４℃あり、暑い暑い。さらに、今日遂にニセコ周辺でも桜が開花し、あちこちで桜が見られるようになりました。この暑さのため雪は急速に融けてきており、ゲレンデも雪をかき集めてコースをなんとか維持しているような状況となってきました。一昨日にはグランヒラフスキー場が遂に滑って下まで降りられない状況となり、下りのリフトに乗車して下山する事になってしまいました。

そんな中今日はアンヌプリスキー場を使ってツアーを行い、その後、４／２５に開通した冬季封鎖道路のパノラマラインの上部にある駐車場まで車で行って、そこからハイクしてバックカントリーに出掛けました。朝一のアンヌプリスキー場の圧雪バーンは非常に雪が走って最高でした。朝から上部のリフトも雪がシャバシャバで、スプレーは飛ぶし、走るし、最高でした。おまけにGWだと言うのに全然人が居ない。広いゲレンデを広～く使って、青空と燦々と輝く太陽の下、爽快に滑れて気分最高です。

そして、第２ラウンドのバックカントリーへ。パノラマラインが開通したお蔭で、かなり上の標高まで車で行けるので、冬に下から登るよりも１時間近くはショートカット出来ちゃいます。ポイントによっては、ドロップポイントまで１５分位のハイクで行けちゃいますが、せっかくなので今日は普段あまり行かないニトヌプリの北峰ピークまで行ってきました。それでも１時間弱で到着。所によって大分雪が融けていて、ちょっと藪漕ぎみたいな事したり、夏の登山道を歩いたりと、この時期ならではのちょっとアドベンチャー感があって面白かったです。

今日のお客様は二人とも初めてのバックカントリーでスノーシューを履くのも当然初。なかなか楽しんでおられました。雪は酷いストップスノーかと思ったらそれ程でもなく、ほんのちょっとだけ掴まれる程度で、割と快適に滑走出来ました。山の上は多少風もあって、ほとんど暑さを感じずに登れて快適でした。ゲレンデも山も最高に気分良かったですね。

アンヌプリスキー場のトップリフト下り場で羊蹄山をバックに記念撮影。


そして、GWなのに人が居ない広～いバーンを羊蹄山をバックにターンするAさん。


トップリフト下でスプレーを上げ、リフトから歓声を浴びていた本日のヘッドガイド山田誠。


まるでサーキットのように見える開通したパノラマラインからハイクを開始。


場所によってはちょっと藪漕ぎや夏道を歩いてドロップポイントへ。


パノラマラインとチセヌプリをバックにターンするAさん。


春全開の陽気の中クルーズするテールガイドのブン太兄こと菅原渉。