明けましておめでとうございます！！

今年も元旦からBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。

昨夜からの降雪はほとんどない元日となりましたが、今日はヘッドガイドの山田誠の判断の下ツアーで多く使う山のちょっと奥までノートラックを求めて歩いてきました。しかし、狙っていたオープン斜面はスキーヤーによるジグ（登攀ライン）でギタギタにされており、その周辺の滑走ラインのほとんどが登攀ラインによって分断されておりました。近年外国人を始めニセコはBCに入る人が急増した（元々多いがより一層多くなった）のですが、登攀ラインが皆好き放題登っていて、せっかくの滑走斜面を登攀ラインによって潰されているケースが多く見受けられます。特に今年は雪が少なく、ブッシュに邪魔されない気持ちの良い滑走ラインが現時点では非常に少ないのに、その数少ない滑走斜面を登攀ラインによって潰されてしまっているのです。皆が後から滑る人の事を考えて極力滑走斜面を避けて登ってくれれば、より多くの人が滑走ラインを有効に使えるのですがね。シール登攀で細かく狭い場所を角度を付けて登るのは大変なのも分かるけど、登り易いからとオープン斜面をジグ切って登っては、せっかくの気持ちの良い斜面が少なくなり、他の人が楽しみにしていたメインディッシュのような斜面がどんどん失われていくのです。人がほとんど入り込まない場所でなら安全な範囲で全然問題無いことだと思いますが、今のニセコは人が溢れ、いわば需要と供給がアンバランスな状態になっている場所なので、もうちょっとだけ配慮して登って欲しいと思うのです。近年ニセコではこの状況が深刻化しつつあるので、今後もうちょっと改善してくれればなぁ～と切に願っております。

それはさておき、何とかその登攀ラインに邪魔されない、または影響の少ない所を選んでツアーを行いました。雪は一部数10cm下にクラストした雪の層がありましたが、表面は素晴らしく良く、皆さん良いスプレーを巻き上げていました。メインディッシュとなる斜面では丁度光も射し、新年早々幸先の良いスタートが切れました。皆さん、2016年もPowder Company Guidesとカメラマンの増えたPhoto Sessionをどうぞ宜しくお願い致します！！

遺影の更新にやって来たニセコのSアニ。

珍しく元日に休めたというモンベルで働くMちゃん。

レンタルのGentemstick Stingrayで良いスプレーを上げるEさん。

ヘッドガイドの山田誠２０１６年の1st Turn。

テールガイドの菅原渉。