毎年グッドコンディションを当てる３９３９ツアー

今日は名古屋にある「３９３９」というショップツアーに同行してBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。

「３９３９」の前身である「Masa名古屋」時代を含め一昨年まで９年連続で撮影をさせて頂いてましたが、昨年は同日に他のショップツアー様と重なり、誠に残念ながら１０年目に撮影する事が出来なったのが本当に悔やまれました。今日も他のショップツアー様と重なったのですが、そちらは明日僕が撮影出来る事もあり、また今年から藤生克秀カメラマンもいるので、今日は僕が「３９３９」ツアー、藤生が別のショップツアーに同行しました。

１０年目の昨年撮れなかった事もあり、今日はその分もどうにか良い写真が撮りたいなぁ～と考えていました。気圧配置図からも光が射すタイミングはあるだろうな？と少し期待もしていた。朝起きると２０～３０ｃｍの非常に軽い降雪があり、またお客様がPowder Companyに集合する頃には晴れて青空も見え始めていた。ニセコは朝だけの晴れが多いと言えども、否が応でも期待してしまう。しかも、昨日も滑走一本分だけでも晴れていてくれと願っていたら、結局ずっと晴れていてくれた。今日もせめて一本だけでも晴れがもってくれ！と願いながら山に向かった。

山に着く頃には願いは叶わず、雪がチラつき始め、空の色は一面真っ白となった。でも、どこかのタイミングできっと光が来る筈と期待を込めて思っていた。しかし、あけてみると結局登り返している最中などにちょっと光が射したくらいで、あとはほとんど猛吹雪の粉雪まみれの、撮影には非常に過酷な環境でした。こればっかりは仕方がないですね。久しぶりにファインダーやレンズの中、カメラバックの中が雪まみれになるは、グローブは凍るは、雪が降り過ぎていてピントが合い難いは、雪が良過ぎて雪煙を巻き上げ過ぎで体が見えてこないはと撮影は大変でした。久しぶりだなぁ～この感じ。過酷で嫌だけど、雪が沢山降ってくれるのは有難い。まぁ～撮影は大変だったけど、雪は途轍もなく良くて、深くて、滑るのは最高だったのだろうなぁ～。

「３９３９」の店長Cさん。前のターンのスプレーがまだ全然落ちて来ないほどの粉雪でむせ返りそうでした。

大きなスプレーを上げて駆け抜けるHさん。

一瞬の光をモノにしたIさん。「気持ちいいぃ～！」と叫びながら滑って行きました。

今回も良い滑りで良いスプレーを巻き上げていたT夫人。

今季からT.T.Classicに乗り始めたTさん。思いっきりT.T.ノーズが見えてます。

TNF Gravity Nisekoのスタッフであり元POWCOMテールガイドのHideが手伝いに来てくれました。

本日のヘッドガイド山田誠。

本日のテールガイド菅原渉。