遂に春のベストコンディションに!!
Date:2016.04.07
こんばんは、Kageです。
この3日間リピーター様2名と毎日Photo Sessionしてきました。
初日となる4月5日はお客様がお昼頃ニセコ着なので、それまでの間にPOWCOMスタッフ数名とグッドコンディションのお山に行き、撮影後の午後にお客様と合流し軽めにリフトを使ってBCエリアに行ってきました。お天気下り坂という予報通り、最初は天気が良かったですが段々と雲が湧いてきてしまいました。しかし、雪は最高のザラメと部分的にフィルムクラストになってきておりグッドコンディションでした。オープンバーンや沢などの軽めのメニューで初日の撮影は終了。
沢のレギュラーに当て込む元プロスノーボーダーのK君。
東京では毎日多忙な生活を送っていらっしゃるK先生。
訳あって一本だけの参加となったY君。キラキラのザラメが綺麗です。
3日間ヘッドガイドを務めた岡田修。
2日目となる4月6日は、お客様は2泊3日なので唯一丸1日ある日でしたので朝からBC Hikeツアーに行かれたのですが、僕はこの日ニセコ小学校の入学式の撮影が午前中入っておりお昼から合流でした。11時頃まで小学校の撮影をスーツを着てしていましたが、1時間後にはウエアを着て山で撮影を開始していました。つくづくニセコは便利な場所だなと思いました。
それはさておき、この日は朝から雲一つない快晴でしたが、深夜に降った新雪のせいで所々ストップスノーと言うかつまる雪だったようですが、僕が撮影に合流出来た所は走るザラメと所によりフィルムクラストで雪が輝いているグッドコンディションでした。150~600mm相当のズームレンズを使ってボトムから撮影しましたが、とても綺麗でしたね。いやぁ~急いでスーツから着替えて山に向かって撮影出来て良かったです。
美しいS字を描いたK先生のターン。
S字ターンを刻んだK先生に対し、元スノーボードクロスの選手らしく直線的なトラックを残したK君。
そして、天気も雪も良いのでPOWCOMでは珍しくお昼ご飯休憩を挟んで夕方もう1ラウンドしに山に向かいました。すると、そこは全面フィルムクラストとなって黄金色に輝く春の最高コンディションが待っていました。シーズンに一回あるかないかの全面フィルムクラストのビカビカに輝くコンディション!!言葉を失うほど綺麗でした。しかし、毎回思うのですがこのフィルムクラストの撮影はちょっと難しい。逆光に照らされてビカビカに輝く光の筋の所でターンをして貰えると凄く綺麗なのですが、そのカメラマンから輝いて見える光の筋はライダーからは太陽との向きが違うので光の筋が見えなかったり違う所に見えるので、なかなかカメラマンの思い通りの場所でターンをして貰えない事があります。なるべくカメラマンから見て何処に光の筋があって、何処をターンして欲しいのか、出来るだけライダーと細かい打ち合わせが必要なのです。この日もこちらの思い通りの場所に来て貰えなかったりもありましたが、バッチリ決まった場所もあり沢山良い写真が残せました。太陽がある限り、何本も滑ってくれたガイドとお客様に感謝です。
フィルムクラストでビカビカに輝く光の筋とターンのシルエット、そして輝くスプレーがカッコ良いK君。
ニセコ連峰をバックに夕陽に輝く斜面を滑るK先生。
黄金色に輝く光の筋でバッチリターンをしてくれたヘッドガイド岡田修のライン。ターンしている写真はいつか雑誌か何処かで皆さんにお見せ出来る事を願っています。
こちらの説明不足で光の筋からはターンがズレてしまったが、これだけ素晴らしい状況なのでこの写真でも充分カッコ良いですね。岡田修。
テールガイドの大島司。
撮影のために何度もハイクアップして滑ってくれた皆さんに心から感謝。
滅多に味わえない全面フィルムクラストコンディションでのPhoto Sesssionを共有出来たメンバーで記念撮影。
結局この春の最高コンディションのため、斜面に光が当たらなくなる時間まで撮影しました。本当に夕方もう一回山に向かって良かったです。日中には所々だったフィルムクラストがまさか夕方には全面になっているとは思いませんでしたが、最高でした。まぁ~もしかしたらとは思っていましたが…。行ってみるものですね。
そして、3日目の4月7日。昨日の最高コンディションがそのままキープしてくれている事を期待しつつ、更にフィルムクラストを輝かせる御日様が出てくれる事を願っていましたが、残念ながら予報通り雲の多い高曇りな1日で、フィルムクラストは所により広範囲で残っているものの、強い光がないので輝かず、また日射がないので雪も緩まず、ちょっと硬めと言うか芯のある雪でした。なので、地形で遊んだりして過ごしましたが、昨日のような素晴らしいコンディションを期待していたので、少し(大分)残念な気持ちでした。まぁ~仕方がない話なのですが…。例えばパウダーならよほど天気の急変がない限り、前日のコンディションをキープしてくれますので、パウダーを当てるのはある意味簡単なのですが、極上のフィルムクラストやザラメは時間帯や標高帯や斜面の向きなどでも全然変わってしまうし、夜中の気温や日中の光次第でコンディションが大きく左右されるので当てるのは本当に難しいですね。昨日から今日の状況を考えると、本当に昨日の夕方山に行って良かったと改めて思いました。行ってなければあの最高コンディションを逃した訳ですから。雪ある限り毎日滑っている僕等でもシーズンに一回あるかないかの貴重な機会ですから、お客様なら尚更次いつあのコンディションに当たるか分からないですね。まぁ~またの機会を期待しつつ、ずっと狙い続けましょう!!
皆が当て込んだレギュラーのバンクでバックフリップをメイクしたK君。
沢の壁に当て込むK先生。
ニセコ連峰をバックに当て込む特別参加の桑原透さん。
レギュラーのバンクに対し、トォーサイドターンで当て込みながら一周するヘッドガイドの岡田修。
テールガイドの大島司。
Author: Kage Photo
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