格式高きあの場所へ
Date:2017.04.03
Kageです。
今日は息子の入園式に出席した後からの出勤となったので、昼過ぎから常連様ツアーに合流させて貰い夕方セッションに行ってきました。夕方ツアーを行う理由は昨日のブログでもお伝えした通りストップスノー対策ですが、今日の僕の時間的都合上にとっても嬉しい時間ですし、今日のお客様の常連様一組は昼頃ニセコに到着との事でしたので、皆にとって都合の良い夕方セッションとなりました。
今日ご参加の年に何度もニセコに来られている常連様ですが、アンヌプリのピークに行った事がないと言うので行ってみる事にしました。実はガイドのオーム(岡田修)も山田誠も前川詩乃も僕も今季はまだ行ってませんでした。そう近年アンヌプリのピークはハイシーズンはいつも凄い人でトラックもギタギタだし、仮に雪降ったノートラックの朝であっても我先にと殺気立った人達が殺到するし、大きい斜面なのに皆同時に滑走するので安全管理が図れず、僕らは春の人が居なくなった時期以外は近寄りもしないのです。もう10年くらいはそんなスタイルです。勿論アンヌプリピークから滑る斜面は何処も大好きな斜面で滑りたいですが、嫌な空気の中滑っても面白くないし、良い斜面は他にも沢山あるのでピークに行く機会がなくなってしまいました。それはさておき僕らにとっても今季初、そのお客様にとってもは人生初のアンヌプリピークへ行きました。しかも、山頂ゲートの閉まる14:30ギリギリにゲートを通過する形で登ったので、後ろからは誰も来ません。当然、我先にと急ぐ人なんて居ないので落ち着いて僕らのペースでノンビリ出来ます。ハイ―シーズン中のアリの行列みたいのこの場所とは全く違う世界ですね。
狙ったのは某有名ポイント。昔は格式高いと言うか、山のピークから麓まである大きな沢なので危険な場所でもあり、誰でもかれでも行く場所ではなかったのですが、近年は全く滑れないような初心者までもが来て、皆一斉に滑るは、ゴロゴロと転がるは、沢のボトムで集合するはと、散々な無法地帯となってしまっています。
雪は非常に良い感じでシャバけていますが、微妙にストップスノーがある程度でした。しかし、一本目ガイドの山田誠が滑ってから大きな雲が掛かってしまい、その雲が退くまで40分くらい光待ちをしたのですが、その間にほぼストップスノーがなくなってくれてかなり良いコンディションになってくれました。とても良く走り、スプレーも飛ぶ、ディープなシャバシャバ雪でした。斜度のあるバックボウルの側壁からの一枚バーン、そして沢後半の大きなハーフパイプ地形はやっぱり最高ですね。そして、この場所を自分達の仲間だけで共有出来る人の居なくなった春のニセコも最高です!!
羊蹄山を横目にピークを目指す。
普段賑わっているこの場所にはこの時間僕等だけしか居なかった。
格式高いドロップポイントに立つ一行。
上から見るとこんな感じドロップポイント。
ここに初めて来たTさんは、斜度とデカい斜面に「足がすくむ」ようなことを仰ってましたが、良い感じにレギュラーに当て込んでました。
まるで吸い込まれて行くような大きい沢に向かって滑って行くKさん。
狙いを定めたグーフィーバンクに豪快に当て込んでスプレーを上げたRちゃん。
夕陽に照らされるノートラックラインを見つけてターンを決めるKくん。
特別参加のGentemstickライダー桑原 "Sheesa" 知美。
ニセコ連峰をバックに当て込む、本日のリーダーガイド岡田修。
際どいラインをチョイスしたツアーサポートの山田誠。
大きなレギュラーの壁に当て込むツアーサポートの前川詩乃。
沢後半のパイプセクションを皆で当て込んで帰る。
Author: Kage Photo
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