ハードな一日
Date:2018.02.08
こんばんは、Kageです。
今日は東京八王子にある「Ride Surf + Sport」のショップツアー6名+Powcom常連様2名の計8名様のツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。
Rideさんのツアーは3年ぶりとなりましたが、いつもRideさんは良い雪の時を当てている印象があります。しかし、今回はずっと降っていなかったのがようやく今朝15cm前後の降雪。でも、僕の家では全く除雪が必要ないくらいしか積もっておりませんでした。今回のRideツアーはどうなるかな?と思っていました。まずはガイドのオームチョイスでアンヌプリのゲレンデからスタート。個人的にも一週間ぶりくらいの久しぶりのゲレンデです。カーヴィングして超Big Waveのテイクオフをしたりしてリフト1本分を楽しんでから山に向かいました。
歩き始めるとさっきまで光が射したりしていた空が一気に暗くなり猛烈に雪が降り始めました。大粒の雪が時に横殴りに降り、視界も利かないし、ちょっと気温が高いせいか服に着いた雪が直ぐに融け、服がビチャビチャに濡れる非常に厄介な雪で、僕が直ぐにウエアを着て登るようにしました。それからいつもはハイク中にいつでも直ぐに撮影出来るようにカメラを首からぶら下げて歩くのですが、今日はみるみるカメラの上やファインダーの中に湿気を帯びた雪が積もるのでカメラもバックの中にしまってしまいました。以前の同じようなコンディションでカメラを壊したことがあるからです。そして、たまにカメラバックからカメラを取り出して撮るのですが、一瞬カメラバックを開けただけでもカメラバックの中は雪が大量に入り込むし、カメラをしまう時にもカメラぬ積もった雪を払いきれないのでカメラバックの中は雪まみれ。当然カメラバックの中は湿気が増すのでレンズが曇ってしまう可能性もあり大変でした。
そして、よりによって一本目を滑る時が一番視界が利かない時でした。しかも、先日のサンクラストした上に載った朝から降った30cmくらいの雪が非常に破断しやすくちょっとリスキーな状態でした。上に載っている雪が非常に軽いので下のクラスト面にはガツガツと当たりはしましたが、皆さん大きなスプレーを上げていました。まぁ~肉眼でも全然視界が利かなかったので、撮影は厳しかったです。
1本目を終えた後はバンクに当て込んだりしましたが、深過ぎて思うようにいかない。股くらいの深さなのでターンが難しいし、ターンが上手くいっても写真的に雪煙の中に上半身だけが僅かに見える感じでイマイチ何をやっている写真か分からん。そんなワケで次はジャンプセッション。希望者だけでしたが、意外と希望者も多く盛り上がりました。ジャンプは体が見えるし、近くで撮れるのでカメラマンとしては唯一撮りやすくて有難かったです。
そして、先程はちょっとリスキーなコンディションだったので斜面の向きを変えることにして、小沢を狙いにハイクアップ。僕はカメラポジションに先に入り、皆がドロップポイントまで登るのを待っていた時に上部から雪崩が発生。僕が走って逃げるという一幕がありました。ヒヤッとしました。山の上部から雪煙を立てながら波が押し寄せて来たのが見えたので慌てて逃げました。結局は逃げていなくても大丈夫だったのですが、僕が立っていた場所の2m横を雪崩が通過していってました。面を変えましたが、こちらの面もリスキーでした。歩いているとそこまで危険な状態だという感じはしないのですが、朝から急激に積もった30cmくらいの雪が下と結合せず、ノールなどの斜度変化に刺激が入るとピシッと切れる感じです。安全と楽しさのギリギリのラインで滑って帰ってきました。無事に下山出来て良かったです。
そして、ホッとして車に乗り込みアンヌプリにあるPowcomの事務所に戻ると、それほど雪が積もった形跡がなく、朝から停めっ放しの僕の車の上にはほとんど雪が載っていません。僕らが行っていた山の麓はタイヤが隠れるほど雪が積もっていたのに…。なんだか悪夢でも見ていたかのような狐に摘ままれた話みたいですが、全然違う状況にビックリしました。ともあれ今日は天候、雪ともにかなり過酷で撮影にはハードな一日でした。
ゲレンデでカーヴィングを決めるSさん。
ハイクしに行くと一気に天気が悪化し、視界不良なほど猛烈に雪が降って来ました。
気持ち良さそうにターンしてスプレーを上げるTさん。
久しぶりにPowcomに来てくれたSさん。
大きなスプレーを上げるPowcom常連の64歳Tさん。
盛り上がったジャンプセッションでのBさん。
腿~股のいきなりのDeep Powderを堪能する「Ride Surf + Sport」のSさん。
今季初めてニセコに籠っているという彼。
Deep Powderも難なくこなしていたPowcom常連のHさん。
テールグラブを決める本日のリーダーガイド山田誠。
Deep Powderに身を包む本日のテールガイド岡田修。
Author: Kage Photo
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