PHOTO SESSION BLOG

ホワイトアウト

Date:2018.02.22

こんばんは、Kageです。

今日はいつもクルージングメニューでPowder Companyをご利用頂いている常連様ご夫婦と初めてご参加頂いたご夫婦の4名様のBC Hikeツアーに同行してPhoto Sessionしてきました。常連様は昨年初めてバックカントリーに行ったので今日がバックカントリー2回目で、初めてのご夫婦は今日が初めてのバックカントリーというツアーでした。

 

天気予報では午前中は曇り15時からは雪という予報でしたし、気圧の谷はあるものの等高線の間隔は広く、個人的には午前中が晴れるだろうと予想していた。僕の読み通り朝は晴れて僕らが歩き始める頃には青空もバッチリ見えて素晴らしく綺麗な光が射し込んでいました。その為、リーダーガイドの山田誠の判断で急遽予定を変更して晴れていないと行けないほとんど木の生えていない山へ行く事にしました。しかし、山の取り付きに到着する頃には雲が沸いてきて、怪しい雲行きとなってしまいました。でも、晴れることに賭けて僕らは上を目指しました。しかし、予定していたドロップポイントに到着する頃には完全に真っ白となり、平衡感覚が失われる天気となってしまいました。30分くらい稜線で待機しましたが、たまに上空が青くなり、太陽も見えて光が薄っすら射し込むものの、斜面には光が当たらず、結局諦めて登って来た所を安全に降りることにしました。

 

でも、救いだったのはその時ちょっと薄日が射し、若干フラットライトなものの、撮影が出来るくらいの明かりがあり、帰ってその時の写真を見るとそれなりに撮れていて助かりました。雪は締まっているもののスプレー飛んで、気持ち良かったし。そして、もう一箇所短い斜面で撮影した後は、今度は反対の山に登り返しました。こちらは、当初から予定していた斜面です。初めてご参加の奥様は、「また登るのか?」という感じで疲れていましたが、頑張って予定していたポイントまで登りました。頑張りましたね。旦那様はレーシングチームに入っていたスキーヤーで、初めてのシール登攀でしたが、非常に上手に登られました。登っている最中には下界はハッキリと見える天候にまで回復してくれて、登ったご褒美とも言える眺望を味わえました。下山後は皆さん「疲れました。でも楽しかった!」とか、「登っている時は、もう二度とBCには行かないと思いましたけど…(また行きたい)」と仰ってました。BCの経験が浅い方々には天候も含めて少々ハードな山行だったかもしれませんが、山は良い天候ばかりではないですからね。むしろ悪い天候が普通なワケで…。これに懲りずにまた来てくれると良いのですが…。

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登り始めは晴れ渡り素晴らしい光が射し込んでいた。

 

 

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しかし、稜線のドロップポイントに着く頃にはホワイトアウト。皆の板で風除けを作って待機。

 

 

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結局天候回復せずに諦めて登って来た尾根を降りる事になったが、標高の低い所ではこんな感じで雪も良く撮影も出来ました。Sさん、良いスプレー飛ばしてました。

 

 

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そして、反対の山に登り返した時には下界も見える天候になってくれました。

 

 

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遥か下に見える所まで滑り込むKさんの奥様。初めてのBC、頑張りましたね。

 

 

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唯一のスキーヤーKさん。「レーシング時代はスプレーを上げないように滑らなくてはダメだと言われました」と仰ってました。

 

 

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薄っすら青い空をバックにスプレーを上げるSさんの奥様。

 

 

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本日のリーダーガイド山田誠。この場所での山田誠のターンは「Fall Line」や「Transworld Snowboading」などで掲載しているが、毎回同じような写真になってしまう(笑)。

 

 

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本日のテールガイド前川詩乃。

Author: Kage Photo

kage

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