厄介で中途半端な新雪

こんばんは、Kageです。

今日は昨日のお客様２組３名のお客様とBC HikeツアーにてPhoto Session。

 

今日は４月１日ですが予報通り明け方から町では雨、山では雪が降り、山の上では３～５ｃｍ程積もっていました。どうせならもっと積もってくれたらスプレー飛ばせたのに非常に中途半端な雪でした。春の降雪はストップスノーの原因になるし、折角育っていたフィルムクラストが台無しになってしまうので、どちらかと言えば雪より雨の方が嬉しいのです。雨はその時はウエア等が濡れてしまうのですが、降雨中は大概板は走るし、その後フィルムクラストやコーンスノーの形成にも役立つし、雪の汚れや、ガタガタとなった雪面を綺麗にしてくれるので、春は定期的に雨が降ることを期待しているのですが、降雪はその後数日間に渡りストップスノーとなってしまうので厄介な存在です。なので、どうせ降るならしっかりと積もってパウダーを味わせて貰えれば良いのですが、今日みたいに５ｃｍ程度ではパウダー感も無いし、スプレーも飛ばないので、厄介でしかない感じです。

 

しかし、朝一はまだ気温が低かったのでストップスノーも無く滑れたのですが、今朝積もった雪が湿雪雪崩となって滑った後をのっそりとゆっくり追いかけてきて、下まで落ちていきました。３～５ｃｍだし、ゆっくりなので避けれるし、斜面も大きくないので大した事ないのですが、お客様は初めて目にする雪崩に興奮と言うか何と言うかでした。

 

二本目はガスの影響もあり更に標高の低い所へ。雪も柔らかかったのですが人により少しずつストップスノーが出始める。それからは気温が上がった時間帯のせいか、標高の低い所が何処行っても強烈なストップスノー。標高を上げればガスという感じで、降ってしまった厄介な新雪に本当に悩まされた一日でした。まぁ～これはこれで楽しい一日でしたが…。

 

クラックの脇を滑るIさん。

 

 

今日１のスプレーを上げたKさん。

 

 

Kさんの息子高校生のAくん。

 

 

本日のリーダーガイド山田誠。

 

 

本日のテールガイド前川詩乃。

Author: Kage Photo