観測史上最強寒波到来
Date:2019.02.08
こんばんは、Kageです。
今日は7年ぶりにお越し頂いた湘南からの方々5名と1週間ご参加頂いているオージー1名の計6名のお客様とBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。
今日は何と言っても北海道に観測史上最強寒波が到来しており、今日は極寒コンディションをどう過ごすか?というのが大きな一つのテーマでした。その為、僕もどういうレイヤーリングで行こうか昨晩から頭を悩ませていた。やはり「観測史上最強」と言われると毎日の様に山に入っている僕等でさせもちょっと身構えると言うか、正直「ちょっと行きたくないなぁ~」と思ってしまうくらいだった。今朝の最低気温は町でー14.2℃だったが、朝より日中の方が寒くなる予報もあったり、最高気温ー11℃としているサイトもあった。アンヌプリ山頂では日中でー26℃で、それに風速17m/s前後の風が吹くので、体感気温はー30℃以下!?という予想だった。気温だけ見れば最低気温が町でー26℃だった時も去年位にあったから、大して事ないと言えなくもないのだが、そういう日は大概晴れて放射冷却なので、朝は寒いが日中は気温が0℃前後まで上昇するのだが、今回は最低気温自体は大したことないのに、日中も全く気温が上がらないと言うか、朝より寒くなるパターンだったのだ。
結果的には日中ヒラフのゴンドラ降り場(標高749m)でー19.2℃、下山後の車の外気温はー15℃で、風は16m/s位吹いていたが、リーダーガイドの山田誠がチョイスしてくれた斜面は殆ど風に吹かれず過ごせたので、身構えてレイヤーリングを熟考した甲斐もあってそれ程寒さを感じず過ごす事が出来たので本当に助かった。但し、ある程度予測はしていたが寒すぎて板が走らず、「この斜度でこのパウダーで何でこんなに走らないの!?」ってくらい走らなかった。一本目のカメラポジションまでの移動中あまりに板が走らないので、綺麗に取り除いた筈のソールの着氷が取り除けていなかったのかな?と移動後直ぐにソールをチェックしたほどで、超スローモーションの滑りでした。経験豊富な山田誠でさえも「こんなにパウダーで板走らなかったの初めてかも!?」って言っていたほどでした。しかし、この日中の気温じゃ仕方がないかなって感じですね。まぁ~そんなワケで寒さを一番感じたのは板が走らなかったことくらいで、この寒さのなか強風に吹かれる事もなく、ある意味快適に過ごす事が出来た。寒さに怯えていたお客様も「思った程じゃなくて良かった!!」と言っていました。
今日が初めてのバックカントリーの方や2回目という方も居ましたが、「楽しかったです!!」と下山後笑顔で話していたのが印象的でした。こんなコンディションもなかなかないので、これに懲りずにまた来て頂けたら嬉しいですね。それから人生を左右する闘病生活からの復帰戦だった方や、結婚してなかなか来れなかったご夫婦など7年ぶりに来て頂いたのが本当に嬉しかったです。またお待ちしておりますね。
7年ぶりにご参加頂いたGくん。
良い滑りをしていたBC2回目というSくん。
今日のこのコンディションでバックカントリーデビューとなったMちゃん。
本日のリーダーガイド山田誠。
テレ―マークに戻った?本日のテールガイド大島司。
Author: Kage Photo
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