僕らが向かったその先には最高の青空とノートラックパウダーが！！

こんばんは、Kageです。

今日は湘南からのお得意様７名のツアーに同行してBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。

 

今日も相変わらずの降雪なしの朝で、町からは山が霞んでぼやけて見えるような白い朝でした。もう完全に春霞って感じで４月を思い起こさせる朝でした。これで１１日間まともな降雪がない朝となりました。天気予報は朝から夕方まで晴れの予報でしたが、登り始めてちょっとしたら一回ガスに包まれ、今回のルートはほとんど木も生えていないオープンバーンの所を抜けて行くので、このままガスに包まれたままだと厳しいなぁ～と思いながら登っていました。まぁ～滑り出すまではまだ時間があるし、天気予報を信じて僕らは目的のポイントまで登り続けました。

 

しかし、しばらく歩いていると徐々にガスが抜け、雲の隙間から青空が見え始めました。そして次第に雲が消え始め、真っ青な青空が空を支配するようになりました。歩きながら徐々にガスが抜け、青空になっていく過程は感動的でもありました。良かったぁ～と心の中で肩を撫で下ろす感じでした。そして、有り難い事に一本目を滑り出す時には雲一つなく淀みのほとんどない空となり、最高の光が滑る斜面を照らしてくれていました。

 

だが１～３本目はメインバーンを滑るまでのどちらかと言うと移動のショットで、雪は硬く、ガタガタの所もあり、ライダー的には納得の滑りからはほど遠い状況だったかもしれませんが、光が最高なので絵的には最高でした。カメラマン的には撮れた感があると言うか、撮った感があると言うか、撮れ高のある撮影が出来ました。そう例え雪が悪くても、こちらとしては光さえあればこっちのものと言う感じはあり、雪も悪けりゃ、光も無いとなると、なかなか厳しい状況ではありますが、光さえあれば写真的には十分成立したライディングショットは撮ることが出来るのです。今回はまさにそんな感じで、最高の光だったので写真的には良い写真が撮れました。

 

その後はメインバーンへと突入する事になりますが、狙い通り、いや想像以上に良い雪でパウダーを飛ばせる状況がそこにはありました。１１日間まともに降っていないのに、ノートラックのパウダーですからね。してやったり！と言うか、なんと言うか、ゲレンデ回りや登って来た所、そして移動の為に滑って来た所の硬い斜面の状況からすると、想像も付かない程の雪がそこにはありました、最高ですね。お客様も皆驚いていました。そりゃそうですよ、このパウダーに導いてくれたリーダーガイドの山田誠さえちょっと驚いていたくらいですから。そんなワケで最高な一日を過ごせました。ありがとうございました。

 

朝は春霞、そしてちょっと前までガスに包まれていた空が、僕らの行く先への扉が開くようにスーっと青空へと変わった。

 

 

今日は総勢１０人中９人がスプリットボードなどのシール登攀だった。

 

 

ドロップポイントに到着する頃には雲一つなく淀みのない空となり、太陽が燦々と降り注いでくれた。

 

 

燦々と降り注ぐ太陽をバックにターンするMさん。

 

 

BC経験２～３回目のWさん。難しい雪質に初めてのスプリットボードなどで大変でしたが、本当に頑張りましたね。

 

 

ガスで真っ白な世界からこんな素晴らしい景色が見られるようになるとは…。天気予報を信じ、目的地に向かって良かった。

 

 

途中「どこまで登るの～？」と言っていたKちゃん。こんな景色が見えたら前に進めますね！？

 

 

本日のニセコエリアNo.1？のスプレーを上げたHちゃん。ここまでのパウダーが残っていたとは…。

 

 

バンクでスプレーを上げてターンする６４歳のSさん。

 

 

光の良い場所にナイスラインで降りてきたYさん。

 

 

唯一のグーフィーYさん。

 

 

美しい木漏れ日の中を滑って来てくれたKちゃん。

 

 

オーバーヘッドのスプレーを上げる本日のリーダーガイド山田誠。

 

 

海をバックにノートラックの斜面でスプレーを飛ばすテールガイド大島司。

Author: Kage Photo