初めてのバックカントリーがこんな天気だったらという天気
Date:2019.03.10
こんばんは、Kageです。
昨日一昨日はツアーに出て撮影はしておりましたが、諸事情によりBlogをお休みしていました。申し訳御座いません。
さて、今日はPOWCOM初参加で初めてバックカントリーに行かれるお客様のプライベートPhoto Sessionツアーでした。相変わらず降雪のないニセコで、昨日の夕方町では弱く雨が降っており、今朝家の前の雪はスケートリンクのように凍っておりました(笑)。しかし、今日は快晴の予報で最低気温も辛うじてプラス気温だったので、雪が緩んでくれる事を期待しつつ、緩んだら緩んだでストップスノーになるかもしれないので頃合い良いところで滑りたいなと思っていました。今日のお客様は都合上12時にはホテルに戻るというスケジュールだったので、サクッと登れて帰って来れる場所に行く必要がありました。リーダーガイドの岸君、テールガイドの佐藤岳、そして僕が「今日僕ならここを選ぶというポイント」を話したら、全員同じポイントを考えていて満場一致で行き先が決まりました。
登り始めは予報通り気持ちの良い快晴で、準備している時から1stレイヤー1枚が丁度良いほどの気温で、歩き始めたら汗がダラダラ垂れてきました。しかし、徐々に少しずつ雲が出てきて、それがドロップポイントに近づくにつれ、何処からともなくモクモクと雲が湧き出てきて、「あれっ!?もしかしてガスる?」って雰囲気までになってしまいました。このポイントは木が全然生えていないのでガスって視界不良になると厄介で、今季も1~2回このポイントで快晴からの視界不良になり、長時間の停滞を強いられた事もあったので、「ゲッ、またか!?」、しかも今日は時間がないのに…と思いましたが、程なくして湧いてきた雲も少なくなり事なきを得ました。
雪は思っていた以上に硬くはなかったのですが、たまに突き上げを喰らったり、エッジが抜けそうになるコンディションで、慎重な滑りが必要でした。写真の絵を重視して、ちょっと斜度のある所をチョイスして滑ったのですが、初めてのバックカントリーの青年にはちょっと怖かったようで、滑りながら「怖ぇ~、怖ぇ~」と声が聞こえてきました。しかし、そう言いながらも果敢にそのラインから逸れることなく滑っていましたね。滑り終わって、もう一本登り返しって時に、別のポイントに行くつもりでしたが、「もう一本今の場所をリベンジ!」って話になり再挑戦してました。2本目はある程度満足が行ったようで笑みがこぼれていました。
天気も一時群青色のような深い青空となり、初めてのバックカントリーがこんな天気だったら良いのに…という理想のような天気でした。最高です。
真っ青な青空に向かってハイクアップ。
場所によってフィルムクラストが始まっていた。
プライベートPhoto Sessionとなった初めてBCを経験するNさん。
本日のリーダーガイド岸秀彦。
テールガイド佐藤岳。
快晴だったが時折雲が湧いた。しかし、雲の隙間から射し込む光もまた綺麗だった。
Author: Kage Photo
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