雪は極上で今季一の深さとなったニセコ
Date:2020.01.21
こんばんは、Kageです。
今日はアメリカ人2名を含む3組6名のお客様全員からのリクエストでBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。
今日は久しぶりに西高東低の冬型の気圧配置が決まり、山麓では25cm、山では40~50cmの積雪があり、吹き溜まりはそれ以上。僕らの行った山ではスノーシューを履いて膝上~腿くらい積もっていました。かなり深いため斜度のある山に行ったので、朝一のラッセル時は急登箇所で腰~胸のラッセルで、今季一の深さとなりました。ようやくこのディープなのがやってきましたね。深い指数はかなり高かったですが、久々の深いラッセルは気持ち良かったです(笑)。
さて、今日はよりによってと言うか、降り過ぎてしまったのでお客様にとっては大変でしたね。特に初めてバックカントリーを経験する方も2名いらっしゃっいましたし、当然ですがこんなに深い雪なんて初めてという方も居て、深過ぎて苦労されていました。転んだら底なし沼みたいで立ち上がれないし、滑っていても底なし沼みたいで板をコントロールするのが難しいし、板を横に向けたら何にも見えないし、未だにブッシュは濃いし、止まったら動けないし、ポイントの移動のちょっとしたトラバースはトラバースラインからどんどん落ちてしまうし、トラバースラインから落ちてのハイクアップはツボ足では途轍もない深さですし、まぁ~大変です。そりぁ~この深さにはそれなりに慣れが必要です。でも、良い経験となりましたね。皆さん下山後は結構疲れていましたね。もう疲労困憊って方もいらっしゃいました。
西高東低時特有の、吹雪の間にたまに一瞬青空と晴れ間が何回か覗きましたが、残念ながら滑る時にはタイミングが合わず、滑っている時は何回か視界不良で中断するほどの悪天候でした。それもようやくいつものニセコっぽくて今日はちょっと嬉しい気持ちになれましたが、腰~胸のラッセルのご褒美で少し撮影時に光を射してくれても良いのにとも思いました(笑)。そんなワケで雪も極上、今季一の深さとなったニセコでした。
極上の雪と斜面に思わず声を出しながら気持ち良く滑っていたTさん。
初めてのバックカントリーだった22歳の若手Kさん。
昨年のニセコトリップで購入したGentemstickのバラクーダに乗るNYから来たSさん。
コロラドから来たPさん。コロラドも今年は例年より雪は少ないがコンディションは良いらしい。
初めて経験する深さに手古摺っていたNさん。
初めてのバックカントリーは苦戦の連続だったNさんの奥様。
本日のリーダーガイド岸秀彦。
テールガイド原山詩乃。
Author: Kage Photo
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