貸切底なしノートラックパウダーに視界良好を引き当てられた
Date:2020.01.29
こんばんは、Kageです。
今日はリピーター様1名と初参加のアメリカ人1名の計2名でBC Hikeツアーに行ってきました。1月末なので本当ならハイシーズン真っ只中の筈ですが、降雪はこの5日程まともにないニセコです。おまけに数日晴れた上に、プラス気温にもなり、南岸低気圧の影響で風もいつもと違う風向きの強風が吹き荒れ、今日もプラス気温でガスによる視界不良も懸念され、コンディションとしてはかなり厳しい条件が重なっており、今日何処に行くべきか?、はたまたお客様に状況を説明して明日以降に順延して貰うべきか朝ミーティングをしました。
この状況で自分が仮にリーダーガイドなら何処に行くのか?と昨日夜から考えていました。そして、出した答えと本日のリーダーガイド佐野雄介との意見が一致し、そこがパウダーだと信じてBC Hikeツアーではありますが羊蹄山に向かいました。
登山口に行ってみて直ぐに僕らが狙ったポイントはパウダーだと確信しましたが、昨日までのトラックがどれだけ入っているのか?ガスによる視界不良は大丈夫か?風の影響は大丈夫か?など行ってみなくては分からない懸念はありました。期待を込めつつ登って行くと、狙っていた斜面が見えて一安心。パウダーだし、ノートラックだし、風喰らってないし、ガスは無くて視界良好だし、おまけに僕ら以外誰も居ないし、懸念していたものが全てなくなりました。
理想はもう少し上まで行けたらと思っていましたが、そこより上はガスだし、風ビュービューで斜面も風喰らっていてガタガタだったので、そこから下の標高で何本か登り返して滑る事にしました。ツボ足で登ると膝上くらいのパウダーで、ドライなパウダーとは違いますが、しっとりムッチリの踏み応えがあって板も走る最高の雪でした。今日のテールガイドの詩乃ちゃんが「こういう雪も最高ですよねぇ~。私こういうの大好きです!!」と言っていましたが、本当にその通り!!と思いました。そんなワケで今日はパウダーを当てられるかどうかなぁ~?という感じでしたが、見事我々は底なしパウダー、ノートラック、ノーバディ、風の影響なし、視界良好という最高の結果を引き当てられました。お客様も大喜びでした。そして、下山するとプラス3℃で、しっかとした雨が降り出しました。
日本で初めてのバックカントリーが羊蹄山となった、笹が大好きというアメリカ人のRさん。
オーバーヘッドのスプレーを上げるSさん。
本日のリーダーガイド佐野雄介のステイルフィッシュグラブ。
本日のテールガイド原山詩乃。
初めてGentemstickのT.T. Classicに乗ったサポートスタッフで門下生の塚越甲斐。
Author: Kage Photo
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