天気急変でプラン変更の盛沢山ツアー
Date:2020.02.24
こんばんは、Kageです。
今日はお客様総勢8名のBC HikeツアーにてPhoto Sessionしてきました。
一昨日はツアー終了後に降り出した雨が夕方には本降りになり、久しぶりに屋根に打ち付ける雨の音に驚く程でした。昨日は丸一日暴風雪でニセコのスキー場は全休や一番下部のリフトのみ運行という状況でした。暴風雪なのにプラス気温でカメラもレンズもウエアもインナーダウンまでも全てビショビショに濡れてしまうなかなかの過酷なコンディションでした。横殴りの猛吹雪に地吹雪に猛烈な吹き溜まりで車の運転も危険でした。道路の除雪が追い付かず家から出られない人や家に帰れない人まで居たそうで、軽い災害という感じでした。家の除雪も超湿った重たい雪でまるで本州って感じでした。
今日はあの湿雪がどうなっているのかなぁ~?と思っていましたが、朝パウダーカンパニーの前の雪は殆ど湿り気を感じない良い雪が膝腿の深さで積もっていたし、青空が見えてThe Dayを予感させる朝でした。
天気予報では朝の内晴れまたは曇りで、昼頃から雪が降る感じだったので、今日は天気が良いうちにサクッと良い所を滑れれば思っていました。そんなワケで今日のメインガイドの岸君は、晴れている日にしか行けない山をチョイスし、期待に胸を膨らませて僕らは山に向かいました。
山に着いてハイク準備をする頃には青空は消え、雲が空を支配し、思いの外天気が悪くなるのが早い印象でした。そして、麓でもまだ風が強いなぁ~と感じる程で、これはいつも風が抜けるこの山の稜線はキツイだろうなぁ~と感じていました。
歩き始めて暫くしてフラットから登りに差し掛かった所で、岸君は天候悪化による視界不良と強風を懸念したのと、昨日の強風の影響で登る斜面の雪が飛んでいるのを確認したので、急遽プランを変更して下部セクションだけでツアーを行うと早々に決断しました。なのでちょっと登っただけでまず一本滑りました。しかし、上部にだけ生えているツリーを抜けてオープンバーンに突入した途端、想像以上にフラットライトだったため、斜面の凹凸が分からず殆どのお客様が転んでしまいました。雪は非常に良かったので残念でなりません。これはツリーが生えていないとダメと判断し、別の山へと車で移動する事に。数年に一度あるか無いかの滅多にない事ですが、実は今季岸君2回目だとか。こうして僕らは仕切り直して別の山でまた1からハイクしました。
移動して1からハイクし直したので、通常のツアーよりも時間が掛かってしまいましたが、良い雪のツリーーランを楽しめました。こちらの山でも昨日の暴風の爪痕が随所に見られましたが、今日は青空からフラットライトまで、オープンバーンからツリーランにバンクやウネウネまで、そしてパウダーにクラストと一日で盛沢山のツアーとなり、BC経験の浅い方が多かったので学べるところが多いツアーとなったのはないでしょうか。
ストームが去り、The Dayを予感させる青空となった今朝のニセコ。
歩き始めの頃までは山の上までハッキリと見えていたが…。
暫くして直ぐに天候悪化し、視界不良と強風によりプラン変更を余儀なくされた。
プラン変更したものの登っている最中にまた青空が…。
本日のツアーの特別ゲスト、俳優の伊勢谷友介さん。来て欲しい所でナイスターンでした!!
奈良県からの初参加ご夫婦、S奥様。
今日のメインガイド岸君のスポンサーであるH.I.Dのウエアをご夫婦で着ていたSさん。
ニセコ出発しなくてはならないギリギリまで滑る事を選択した初参加のIさん。
ミラーレス一眼を持って来ていたカメラ女子だったIさんの奥様。
63歳にして約2か月?に及ぶ初めての山籠もり生活が終わろうとしているWさん。
61歳のスプリットボーダーMさん。
来月61歳のトークはキレッキレだった唯一のスキーヤーTさん。
本日のメインガイド岸秀彦。
テールガイド原山詩乃。
今日はゲスト参加したPowder Company代表の高久智基。
Author: Kage Photo
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