Spring Condition到来で思いがけずGood Day!!

こんばんは、Kageです。
今日はリピーター様１名と初めてアジアに来たと言うアイルランド人１名の計２名様とBCツアーにてPhoto Sessionしてきました。

今日僕らの居た山のある蘭越町は、昨日２月だと言うのになんとプラス１０℃となり４月中旬並、３月１日となった今日はプラス７．１℃で４月上旬並の気温となり平年より＋５～６℃も高い気温となり、ニセコもすっかり春を感じるようになりました。昨日僕はPhoto Sessionツアーはなかったのですが、お客様のたっての希望にお応えして家族写真の撮影をし、その後は家で写真の発送作業に一日中務めていたので、プラス１０℃の爆風だった山の状況が全く分からず、家の周りの雪や気象条件から今日の山はカチカチコンディションでパウダーは厳しいだろうと思っていた。

しかし、昨日山に入っていた人達はまだパウダーの可能性も感じていたようで僕の予想とは乖離があった。実際山でハイクし始めると僕が思っていたよりも全然雪は柔らかく、硬い所も無くはないが、カチカチコンディションでは全くを以てない。これなら悪くないかな？問題は気温上昇による板掴みか？と考えたが、斜面方位と雪解けのタイミングを上手く合わせれば、良い春雪コンディションも可能性あるな！と感じた。

本日のリーダーガイド中村美峰子は、この難しいコンディションの中悩みながら歩き、斜面を見ながら現場合わせで皆で相談しながら行く場所を決めて行った。

結果パウダーハントは出来なかったが、グッドコンディションの特大オープンバーンや、フィルムクラストに成りかけのシャクシャク春雪など、極僅かに板掴みにあいながらも気持ちの良い春雪を味わえた。特に最後の一本は割と深めのシャクシャクのザラメで皆笑顔になりました。アイリッシュのスキーヤーMさんも最後の一本は最高だったとニコニコで。元々来週もう一回ツアーに入る予定だったのだが、明日もツアーに入りたいと初の日本でのBCに大喜びでした。結果オーライと言うより棚から牡丹餅と言うか、ホント今日は結構厳しいコンディションだと予想していた僕からすると大どんでん返し的なツアーだった。しかも、ずっと晴れていたので真っ青な青抜きショットから光を使った白黒など撮りたい絵が沢山撮れた一日だったし、大好きな春雪の季節になってきて嬉しい一日だった。アイリッシュのMさんにも「白黒写真がとても良かった！！」と言って貰えた。では、そんな一日の写真をどうぞ。


ハロも出現して春っぽいですね。




数日吹き荒れた強風の影響でガタガタの所もあるが、春コンディションに出会えた一日だった。




雪はキラキラと輝き春を思わせる。この雰囲気が大好きだ。




特大オープンバーンにラインを描くＨさん。




シャクシャクのシャウダーを滑るＨさん。



スイスでスキーのインストラクターをやっていると言うアイリッシュのMさん。




春雪に大興奮だったＭさん。




本日のリーダーガイド中村美峰子。




テールガイド佐藤岳。




テールガイド見習いの三原眞。

Author: Kage Photo