PHOTO SESSION BLOG

SUPER DEEP SESSION

Date:2024.01.16

どーも、Kuroです。

本日は香港からお越しの5名様のお客様とBCツアーにてフォトセッションしてきました。5名様中3名様がバックカントリーをするのが初めてで、去年台湾から来た5人組が全くパウダーを滑る事ができなく大変な思いをしたので少し心配ではありましたが、今日は1組5名様だけだったので何事も起きない事を願いながらツアーに行って参りました。

天気は冬型の気圧配置のままで強い北風が朝から吹いており、車を運転していても前が見えにくい状況でした。積雪も山麓で40cmと多く、山でも深い事は予測できました。低気圧の等圧線が昨夜より少し緩む傾向になっていたので時より雲の切れ間から光が入ればいいなぁーと期待をあまりしないように期待をして山へ向かうことに。

歩いてみるとスノーシューを履いていてもズボズボ沈む程で、1歩でもトラックを外すと腰まで埋まってしまうくらい兎に角深い雪でした。前回のドカ雪は超えないけど、今日は今日でまぁかなり深かったです。そんな深雪を香港からの5名様は悪戦苦闘しながらなんとか登り滑る準備をしていると、後ろから2名のグループが来て僕たちが滑る予定のラインを少しずらした所を滑って行くのを横目で見ていたら1人のスノーボーダーが滑ってすぐに「カコーン!」と木にぶつかる音がしたので斜面の下の方を見てみると、木の横にそのスノーボーダーが倒れていて「大丈夫ですかー?」と声を掛けても反応が無く嫌な予感がしたので直ぐに向かうと、とりあえずは意識があり受け応えもしっかりしていて本人曰く、脚は動くけど左腕が恐らく折れているとの事だったので、ビンディングを外してあげてあらゆる所に散らばったゴーグルや帽子、手袋を回収し体勢を整えてあげると、なんとか滑って下山できるとの事だったのでビンディングを付ける手伝いをしたら「ご迷惑お掛けしました、有難う御座いました。」と一言残して滑って下山されていました。その方の所へ向かう瞬間は「もしかすると、、」と色んな事を想像しましたが、なんとか動ける程で良かったです。その怪我をされた方が滑ったラインをみると、吹き溜まりの段差に弾かれて丁度下にあった木に当たってる感じに見えました。雪も走る雪だったのでツリーがある場所では要注意ですね。まぁ命に別状は無かったし、ツアーのお客様じゃなくて本当に良かったと心からホッとしました。その後ツアーのお客様にはスピードコントロールと木に気をつけるよう無線を入れてツアーを再開する事に。
登りで苦戦していたお客様は解放されたかの様に柔らかくドン深なパウダーを各々自分のラインを気持ちよさそうに滑っていました。2本目皆んなで声を掛けて励まし合いながらドロップポイントまで登り返してたのですが、その雰囲気がとても良く、チーム力が大事なバックカントリーのこれも醍醐味なのかなと感じましたね。仲の良い仲間と異国の地でバックカントリーをするなんて最高に素晴らしい経験じゃないですか!晴れのタイミングが滑るタイミングと合うことは無かったですが、最後は皆んなで今日覚えた日本語の「お疲れ~」で無事にツアーを締め括りました!無事終わって良かった~!

唯一の女性参加者のQさんのスプレーショット。



QさんのパートナーのLさんのバンザイターン!



今回幹事をされたFさんのビックスプレー!



スピード感のある滑りでスプレーを上げるEさん。



今回一人だけスプリットボードで参加されたDさん。



Nice Hong Kong Crew!



本日もズバ抜けたスプレーを上げていたリーダーガイドの山田誠ガイド。



テールは佐野雄介ガイド、これまたハンパないスプレーでした!

したっけまた。

Author: Kuro photo

kage

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