Tent Tour Day1 : 朝焼けセッション編
Date:2018.04.14
こんばんは、Kageです。
今回でちゃんとした形としては5回目となる、以前8シーズンテントで暮らしていた僕が監修のテントツアーがこの土日の2日間で開催されました。
お蔭様でこのイベントのリピーター様も増えてきていて今年は7名のエントリーがあり、他に2名の検討者がいました。過去最高の数字でしたが1人リピーター様が残念ながら仕事の都合で来られなくなり、テントツアーのリピーター様3名、新規3名の6名のお客様とスタッフ5名の総勢11名(内女性3名)のツアーとなりました。新規と言っても皆さんパウコムには何度も参加されておりますので、良く知っている方達です。内2名のカップルは、一昨年当イベントの朝焼けセッションだけ特別にご参加頂いた経緯があり、その時の感動からか今回は休みも調整出来、ツアーに参加してくれました。
今回は新しいスタッフも含めシュラフやエアマットなど装備をレンタルする方も結構居て、装備集めに若干苦労しましたが、参加したいという想いがあれば、なるべく参加して貰いたいツアーなので、貸せる装備はお貸しする体制でやっております。
さて、過去最高の参加希望者となった今回のテントツアーですが、よりによって天気予報は初日の夕方まで曇り、17時以降翌朝まで雨/雪、2日目の日中は曇りというのが大方の予報でした。時に2日目がずっと雨に変わったりと、かなりテントツアーには厳しい予報となっていました。テントツアーは通常のパウコムツアーとの相違点としてテント泊なのは当然ですが、朝焼けや夕焼けの中を滑るというのが大きな魅力の一つです。それが今回は朝焼けも夕焼けも出来ないのかなぁ~?と思っていました。しかも、2日目の予報だと雨とガスによる視界不良で何にも出来ない可能性もあり、厳しいなぁ~、どうしようかなぁ~と思っていました。
だが、初日の朝の予報で僕がある程度信頼をしている天気予報サイトだけは、唯一曇り/晴れとなっていて、少ない可能性に賭けて通常2日目の朝にやるのを初日に朝焼けセッションを決行する事を決めました。ただ希望者のみ任意参加とし、希望者は朝3時集合、参加しないしない方は当初の予定通り8:30パウコム集合というアナウンスを前日の午後にしたら、全員参加希望との嬉しい回答により朝4時全員で暗闇の中ヘッドランプの灯りを頼りに登り始めました。まずはキャンプ道具は一切持たずに通常の滑る道具だけ持って…。
僕が思っていたよりも若干遅くに登り始めとなってしまい、当初僕の考えでは視界が大幅に開ける森林限界近くまで登って滑ろうと思っていましたが、登り始めて割と直ぐに東の空が色付き始めました。このペースだと想定している地点には日の出時刻の4:57に到着は出来ても、それから滑る準備をしてだとちょっと時間的にタイトになってしまうし、その後日中には再度キャンプ道具を予定していた森林限界近くのテント場まで荷揚げする可能性があり、体力を考慮するとあまり標高を上げない方が良いかなとリーダーガイドの岸君と登りながら話して、急遽予定を変更して登っていたその場所から滑り始める事にしました。
まぁ~元々今回の開催地を選んだ理由として、標高を上げなくても朝焼けセッションが出来る東側が抜けた朝焼けの当たる場所であり、尚且つ標高が低ければ雪が硬い可能性もやわらぐなどの理由からでした。そんなワケで今回はそれ程登らず(30分くらいのハイク)、日の出時刻の15分前である4:44に薄っすらと赤く染まる東の空に向かって滑る朝焼けセッションをスタートさせました。
運が良い事に多くの天気予報サイトの中で唯一曇り/晴れと示していたサイトが当たり、多少雲はありますがしっかりと朝焼けとなってくれて、朝焼けと羊蹄山が写るショットが沢山撮れました。気温が高いのと標高が低いお蔭でテントツアーの朝焼けセッション史上一番柔らかくて、ちゃんとエッジも入る安心して滑れる雪でした。そして、やっぱり朝焼けの中を滑るのは最高の気分ですね。何度やってもやっぱり感動的です。6時前には大きな達成感と満足感で胸をいっぱいにして無事に下山。朝焼けセッションを成功させたので、僕は肩の荷が半分以上下りた気分でした(笑)。
朝4時前ヘッドライトの灯りを頼りにハイク準備する。
登り始める頃には東の空が薄っすらと焼け始めた。
振り返ると朝焼けに加えて、町の夜景と夜空に浮かぶ羊蹄山が薄っすらと見え、可能性が低かった朝焼けセッションへの期待が一気に高まった。
日の出の15分程前から滑り始める。予想以上にしっかりと良い色に焼けてくれた。昨年に引き続きご参加のKさん。
淡く何とも言えない姿を見せてくれた羊蹄山に向かって滑るPowcomスタッフの鈴木萌。
唯一のスキーヤーPowcom門下生の中村美峰子。
テントツアーのリーダーガイドで調理長の岸秀彦。
日の出の瞬間に羊蹄山に向かってターンをするテールガイドの佐藤岳。
5年連続で参加してくれたテントツアー皆勤賞のNさん。
一昨年は朝焼けセッションだけの特別参加でしたが、今回は仕事の休みを調整出来て正式にテントツアーにご参加頂いたMさん。
テント泊に興味があったと今回初めて参加してくれたIさん。
ナイスターンを連発して成長を感じさせてくれた唯一の女性のお客様Uさん。
仕事を何とかやっつけて参加に漕ぎつけてくれた3年連続参加のOさん。
朝焼けの少ない可能性に賭け、早起きした甲斐がありました。最高の時間を共有した皆で集合写真。
Author: Kage Photo
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