Tent Tour Day1 : キャンプ編
Date:2019.04.13
日の入り時刻の少し前18:04、僕らは満足感で胸をいっぱいにし、夕焼けセッションを終えてテント場に戻った。今朝は朝焼けセッションのために3:20集合だったので、ようやく長い一日の最終章であるキャンプとなる。もう今日はハイクしなくて良い。あとは、食べて、飲んで、語って、寝るだけだ。皆夕飯までの間、ビールを飲みながら日の出から日の入りまで超最高だった長い一日を仲間と語らいながら振り返ったりしている。これまた良い時間だ。
夕焼けセッションを終えテント場に戻り、夕飯まで皆思い思いに過ごす。
今回からリーダーガイド兼調理長となった佐藤岳は、僕らが夕焼けセッションに行っている間に調理をしていてくれた。テントツアー中のご飯は、この晩御飯だけが共同装備でPowder Company側が用意する事になっている。毎回お客様はご飯を楽しみにして下さっている。今までは岸調理長だったが、今回は岳調理長だ。何を作ってくれるのだろう?あるお客様から事前に「晩御飯の際に体が冷えてきてしまうので、温かい物が食べたい!」という内容のメッセージを貰っていて、それを岳にも伝えていた。岳はずっと何にするか考えてくれていたが、今回はもつ鍋に決定した。締めのラーメンまであるそうだ。
もつ鍋を作ってくれた新調理長佐藤岳。
さて、物凄く美味しそうな香りをプンプンさせた鍋が食卓テーブルの真ん中に置かれ、18:45夕飯スタート。僅かにピリッとした辛さのあるもつ鍋が美味しく、体が温まった!備忘録として書いておくが、8人に対し8合のご飯を炊いたが、締めのラーメンに辿り着けないほど満腹となった。水も共同装備として12L持って来ていたが、大分余りそうなので洗い物などに使った(結局次の日、お客様の個人装備の水が少し足りないとなったが…)。
雪のテーブルを囲って、まだ薄明るい中18:45夕飯スタート。
今回はもつ鍋が心も体も温めてくれた。
食べながら物思いに耽っていそうなOさん。
買い出しや装備集め、仕込みに調理、お客様への事務連絡、大荷物の運搬、そして新リーダーガイドとして頑張ってくれた岳。ありがとう!
皆で語らいながらの夕飯もテントツアーの醍醐味の一つと言える。
夜は山でもギリギリマイナス気温にならない位の暖かさで非常に助かった。風が少し強めの10m/s吹く予報となっていたが、風も感じない。風向的に風を喰らうかな?と心配していたが、「あれっ?」って言うくらい感じない。海上の風速データを見ると既に西南西20m/sの強風がずっと吹いているので、山の上でも同等の風が吹く筈なのだが、どうやら非常に上手いこと風を交わしているのだろう。20m/sの強風ともなれば堪ったモンじゃないが、本当に助かった。無風のプラス気温で超快適だ。食後お客様全員テーブルの周りでゴロゴロと寝始め、「今日はテントに入らずに外で寝ようかなぁ?」という話まで挙がり、中には鼾をかいて本当に寝始めて者まで居た。寝袋にも入っていないのに…。それくらい快適だった。見上げると星が超綺麗だったから、寒くないのであればテントに入らずに星を見たまま寝るのも確かに良い。僕もアラスカではよくテントに入らずに一晩中オーロラを見ながら寝たものだ。
食後皆して星空を見ながら外でゴロゴロし始めた。星空を眺めながら何を思っているのだろうか?最高だった1日を振り返っているに違いない。
明日は朝焼けとなる可能性は非常に低そうだし、今日最高の朝焼けセッションが出来たので明日は朝焼けセッションしないと決め21時過ぎに就寝した。皆さん今日は長い1日お疲れ様でした。お休みなさい!!
Author: Kage Photo
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