Tent Tour Day 2:雨の予報でしたが...
Date:2016.04.17
こんばんは、Kageです。
テントツアー2日目は、天気予報では朝焼けはかなり望み薄でしたし、夜中は雨がテントを打ち付けていましたので朝焼けセッションはないなと思ってはいましたが、万が一と言うか念のため一旦2時半に起きて天気をチェックしました。しかし、まぁ~朝焼けになる可能性は限りなく低いと判断し、そのまままた寝ました。朝焼けセッションをしないのなら7時起きと皆には伝えていました。しかし、6時半頃からぞろぞろと何人か起き出してきました。普段睡眠時間が短い僕も昨夜23時頃に寝た事もあり5時位から起きていました。
天気予報では朝は曇りですが8時過ぎには雨が降り始め、午後には風も吹いて雨が本降りになる感じでした。明け方のアンヌプリ山頂の気温はなんとプラス7℃の予報となっていたので、ガスるかな?とも思っていましたが、曇ってはいるが視界は全く問題なくクリアで、アンヌプリ山頂までしっかり見えていました。
今回は前回までと違って朝食は個人装備としていて、POWCOM側が用意したスープとコーヒーなどをすすりながらそれぞれ朝食を食べました。昨夜は暖かい夜だったので初めての雪中泊の人も居ましたが皆快眠だったようです。朝まで一回も目が覚めなかったと言う人や、暑かったと言う人もいました。まぁ~昨日朝3時からの行動だったり、行程的に結構やり過ぎたので疲れ果てていた事もあったのかも知れないが…。
昨年、一昨年と過去2回とも夜中に行動食を入れていたザックやテントがキツネに食い千切られるという事件が起きたのだが、今回は最初に口酸っぱく注意を促した事もあったのか何事もなく無事に朝を迎えられたようだった。
最後まで気持ち良さそうに寝ていたお客様テントに直撃。
コーヒーとスープを啜りながらの朝食タイム。
皆さん快眠だったようで皆良い笑顔をしていました。
朝食を食べている間にちょっとだけ雨がチラついて来ましたが直ぐに止んだので、ヘッドガイドの岸君と今後の行程を打ち合わせました。最悪余りにも雨が酷ければ、テントを撤収して滑らずに終了というケースも昨夜の時点では話していましたが、これなら滑りに行けるので何処に滑りに行くかを考えました。その結果、皆さんの疲れ具合ではテント場から横移動で行ける割と短い斜面を滑って終了、もしくはアンヌプリ側に45分くらい登って大きな1枚バーンを滑って終了の二択となりました。何人かのお客様にどちらが良いかを聞くと、後者との答えだったのでそちらにしました。
朝食後雨が降り出さない内に早めにテントなどキャンプ道具を完全撤収し、車に荷物を積み込み滑りに行きました。
結構皆さん昨日の疲れが残っていて体は重そうでしたが、ゆっくり登って目的の場所まで行き、ドロップイン。夜中の気温が高かったので雪は何処もカチカチではなく、朝から良い感じに緩んでいました。夜中の雨のお蔭でストップスノーもほぼなく、お客様も気持ち良さそうに1枚オープンバーンに思い思いのターンを刻んでいました。
心配された雨やガスもなく、2日目は昨日滑った山をバックにハイクアップ。
朝まで1回も起きず、久しぶりにこんなに寝たと言っていたこれで3回連続テントツアー参加のNさん。
大1枚バーンにドロップインするOさん。
長い172cmの板を存分に楽しむかのように1枚バーンに大きなターンを描くIさん。
少しずつ融雪が目立つようになってきたが、まだまだ大きなラインも行けます。Oさん。
大きな1枚バーンを滑った後は、春の醍醐味の一つでもある大きな沢のナチュラルパイプセクションに行って、皆で当て込みながら下りてきました。
沢のレギュラーでカットバックをするMさん。
グーフィーの壁に当て込む2日間テントツアーをガイディングしてくれたヘッドガイドの岸秀彦。
助走を付けてリップの上に当て込んだテールガイドの大島司。
スキーながらPOWCOM前のバンクに当て込むTさん。
随所でナイストライをしたTNFスタッフ鈴木秀明のレイバック。
最後はPowder Companyまで滑り込んで濃い2日間のテントツアーは無事に終了。皆最高の笑顔です。
結局初日も2日目も予報では雨マークが付いてましたが、雨が降ったのは寝ている間だけで、2日間天気がもちこたえてくれたのが本当に有難かった。ツアー終了後POWCOMでの2日分のスライドショー中に土砂降りの雨が降ってくるという素晴らしいタイミングでした。毎年何か起きている事件も起きず、皆さん無事にツアーを終えることが出来たし、何と言っても初日に強行した朝焼けセッションの素晴らしさ足るや否や。皆さん胸いっぱいの充実感と満足感から来る笑顔が素敵だった。皆さん、「また来年も参加したい!」って言ってくれたのも嬉しかったなぁ~。皆さんまた行きましょうね!!
スケジュールは連絡貰えればお客様に合わせる事も可能かもしれませんので、今回参加された方、今回来たかったけども来れなかった方、テント泊や朝焼けセッションなどに興味がある方、皆様のご参加をお待ちしております。
Author: Kage Photo
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