PHOTO SESSION BLOG

The Dayの八幡平で東北ツアー第一弾大成功で終了!!

Date:2015.03.08

こんばんは、Kageです。
3日間行われたPowder Company Guides初の東北ツアーが無事終了し、今ニセコに帰る青函フェリーの中でこの文章を綴っています。

今日は東北ツアー第一弾の最終日で、昨日に引き続き旧八幡平スキー場周辺にてツアーを行いました。今回の東北ツアー3日間の天気予報と実際の天気は、初日の秋田駒が晴れの予報で多少雲の多い快晴、2日目の八幡平は晴れ/曇りの予報で多少ガスが出たものの予報通りの晴れ/曇り、そして今日3日目の予報は数日前まで雨となっており、せめて山の上は雪であってくれ!と願うばかりで、天気が悪い事は覚悟していた。おまけに今回わざわざ福岡から「Kageが来てくれるなら、参加しようかと考えている」と連絡をくれ参加してくれた昔ニセコに篭っていたT君と山に行くと毎回天気が悪いというジンクスがあった。例え雨が降らなくても、初日の快晴、2日目の晴れと晴れが続けば、きっとほとんどサンクラストしてしまい雪は悪いだろうな?と予想しており、天気も悪けりゃ雪も悪いのかと、この3日目が悩みの種だった。ヘッドガイドの高橋孝精はPOWCOM初の東北ツアーを成功させるために、毎日長い時間天気予報と地形図を睨めっこしており、色々と思案を巡らせていた。しかし、初日秋田駒は晴れていたのに車で2時間くらいの距離の八幡平は丸1日雪が降っており約20cmの積雪、その前日も30cmの積雪があり、探せばパウダーがある状況だった。

昨日になって今日の天気予報は午前中晴れで午後から天気が下り坂という風に変わった。そして今朝起きてみると八幡平から岩手山までスコーンと抜ける雲一つない快晴に興奮せざるを得なかった。「おっと、もしかして今日はThe Dayか!?」と期待して山に上がると、集合時間の頃には一体何処からこんなに雲が湧き出て来たのか!?と思うほど、急速に雲が多くなってきていた。やはりT君と一緒だとこうなるのか?と思ったりもした。午前中くらいは天気が持つのかと思っていたが、歩き初めて暫くした頃には半分諦めの気持ちが芽生え始めていた。

だが、あとちょっとで山のピークに到着するという頃、再び雲が抜けてスッキリとした青空が空を支配し始めた。滑り出す時に丁度晴れて来るとは、なんて有難い。しかし、いつまで天気が持つか分からないので早速Photo Sessionを開始。ここ数年の僕の十八番である太陽をバックにターンして貰う撮影をする。この撮影は雲一つないような快晴の時にしか出来ず、太陽をギザギザに映し出し、そこにターンで滑り込んで貰うものなのだが、太陽と僕を結ぶ線上にターンして来て貰えないと成立しない写真なのだが、滑り手からは何処が太陽と僕とを結ぶ線上か分からないため、通常は僕の太陽側から僕をコンパスの中心に見立てて半周ターンをして貰うのだが、それだとスプレーの飛んでいる瞬間と太陽が重ならない事が多いので、ちょっと難しいが今日は失敗を恐れずに太陽と僕を結ぶ線上の僕の前でスプレーを上げたターンをして貰う事にした。数人がラインミスや僕の対応不足でやり直しをして貰うことになってしまったが、思い通りの写真を撮ることが出来た。ラインなどを滑り手とシッカリと打ち合わせをして、一つの写真を作り上げる。これこそが本当のPhoto Sessionだと思う。今日は快晴のお蔭で一本目から思い描いた写真が撮れたので非常に気が楽になった。

続く2本目は、Powder Company Guidesツアーならでは?なのかもしれないが、バンクへの当て込みセッションを開始。今日はT君率いる福岡チームと山形蔵王をベースに活動しているSLOPETACTIXのガイドやお客さんチームが数人で参加してくれており、言わばPOWCOM vs SLOPETACTIX & 福岡チームの当て込みセッション対決となったのであった。

そして、最後は山形蔵王はあまり広いオープンバーンがないのでオープンバーンを滑りたいというご要望にお応えし、オープンバーンのフリーライディングとバランスの良いツアー構成で何処も雪は良く、心配された天気も結局滑り始めてから下山するまでずっと快晴で、個人的にも今季一番の天気に当たりました。そして、雪もメンツもルーティンも写真も良くて、まさにThe Dayという1日でした。下山後あるお客さんは「最高の気持ちのまま終わりたいから、今季もう滑るの止めようかな(笑)!」と言っていました。その気持ちも良く分かる本当に最高の1日でした。僕もずっと忘れないツアーになりました。

結局、心配していた3日目が一番天気が良いという結果に驚いたが、POWCOM初の東北ツアー第一弾は3日間出来過ぎというくらい天気と雪に恵まれ、お客様も皆笑顔で、大成功に終える事が出来たのではないだろうか?今回ガイドを担当した高橋孝精と岸君と昨年秋田駒と八幡平をリサーチしたのがキッカケで実現したこの東北ツアー。岸君と孝精を始め、ツアーイベントを承諾してくれたPowder Company Guides、下山後のスライドショーの場所やテレビモニターを快く貸してくれたたざわ湖スキー場と下倉スキー場。田沢湖周辺のガイドをしている佐藤裕之君、期間中宿泊させて頂いた高橋家などこのツアーに尽力、協力頂いた多くの方々、そして参加して頂いたお客様達、関わってくれた全ての人に感謝の気持ちでいっぱいです。僕は参加出来るか分かりませんが、POWCOM東北ツアー第二弾は3/21(土)と22(日)に八幡平にてPowder Company Guides代表の高久智基プロと高橋孝精ガイドで行われます。参加者絶賛募集中ですよ!!来年から行われるか分からないこの企画、この機会に是非ご参加下さい!!


P.S.もし東北ツアー第二弾に行けなかったら、今日がPowder Company Guidesとしては最後のコウセイとのツアーになっちゃうんだね。今後も一緒に山には行く機会があるだろうけど、取り敢えずコウセイ6年間お疲れ様でした。そして、ありがとう!!

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雨の予報からのこの快晴に興奮した。

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T君とのセッションはいつも天気が悪いというジンクスをようやく打ち破る事が出来た。

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当て込みセッションにてスプレーを飛ばすSLOPETACTIXチームのNさん。

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こちらは、福岡チームのNさん。

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山形蔵王には無いと言う最後のオープンバーンで大きなターンを堪能するSLOPETACTIXのガイドSさん。

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同じくSLOPETACTIXテールガイドのSさん。

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福岡チームのYさん。

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岩手山まで顔を出してくれて、The Dayとなって、POWCOM初の東北ツアーは大成功に終わりました。

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この3日間POWCOM初の東北ツアーのヘッドガイドとして重役を見事にこなした地元八幡平ローカルの高橋孝精。

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長年のガイド経験と経験から来る自信と落ち着きで孝精を支えた今回はテールガイドとしての岸秀彦。

Author: Kage Photo

kage

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