イベント史上最高コンディションのTNF Weekend Highlife in Niseko #4

こんばんは、Kageです。
今日は今年４回目の開催となりますThe North Face主催のイベント「Weekend Highlife in Niseko」に同行してPhoto Sessionしてきました。

毎年１回の開催が始まって、もう６～７年くらい経つだろうか？そして、昨季ニセコヒラフにThe North Faceの直営店「The North Face Gravity Niseko」がオープンしたのを機にシーズンに数回の開催となったので、既に通算１０回前後の開催となっているこのイベントですが、今日はイベント史上過去最高コンディションだったと言えるスーパーコンディションでした。

雨の影響で数日前までは全面カチカチだったのに、一昨日から毎日２０ｃｍ前後降雪があり、今日はスノーシューでも膝、ツボ足だと場所によっては股～腰くらいのスーパーディープコンディションでした。雪は若干湿気を帯びてはいましたが、その分踏み応え抜群で皆さんオーバーヘッドパウダーを巻き上げていました。

元々今日は午後から晴れ予報でしたし、朝の内は時折光も射していましたが、ほとんどの時間が大粒の雪が降りしきる非常に撮影し難い天候でしたので、今日は直ぐに山には向かわず、朝一はリフトを使って足慣らしも兼ねてカーヴィングや端パウの撮影をしました。ゲレンデ内も非常に良いコンディションでしたので、グルグルとリフトを使って効率良く撮影するのも良いかと思いましたが、ハイクする事を謳っていたイベントという事もあり、晴れてきそうな午後に照準を合わせ、まずはゲレンデで撮影してから、ちょっとゆっくり目に晴れると信じて山に向かう事にしました。

歩き始めた時には滑る斜面はおろか山自体見えないくらい真っ白でしたが、ゆっくりゆっくり歩いていると徐々に山が姿を現しました。そして、雲の隙間から青空もちらほら見え隠れし、期待を胸に頂を目指しました。

ピークにまで登り切った時にはまだスッキリしない天気でしたが、滑る準備をしていると徐々に光が射し始めました。斜度もそこそこあるし、全面カチカチだった上にドッカリ積もっているので、雪崩の危険性も充分に考えられ、ちょっとドキドキでしたが、岩の下に回り込み、岩場に張り付いて撮影をしました。雪崩るのか雪崩ないのか？という感じや岩場に張り付いて撮影する感じ、雪質と深さ、高曇りな感じなど、個人的には久しぶりにアラスカを思い出させる撮影でした。そして、先頭でTNFアスリートでもあり、Powder Company主宰でもあり、本日のヘッドガイドであり、アラスカでの経験も豊富な高久智基氏がドロップイン。アラスカを思い起こさせていた状況に智基君のライン、スプレーなどでまたワクワクしましたね。

それから光待ちをしながら撮影をしていると、しばらくして長い時間バシッと光が当たったので、もう少し滑らずに待っておけば良かったかな？という後悔もありますが、あの光の感じと色のトーンがアラスカっぽくて良かったかな？とも思いました。

その後は、光も当たって皆さんオーバーヘッドのスプレーを上げまくって、「人生で一番気持ち良かったです！」という方までいらっしゃいました。凄い写真も沢山残って、先月の雨とガスのようにコンディションに悩まされることの多い印象のこのイベントですが、今回は大当たりでしたね。今日で今季のこのイベントは最後となりますが、また来季もあると思いますので皆様のご参加お待ちしております。通常のPOWCOMツアーよりも安いですし、写真データ１枚の特典なども付いて、非常にお得となっていますよ。是非是非！！

晴れるとは思えぬ真っ白な世界をハイクアップ。

 

雪、斜面、撮影法、色のトーンなどからアラスカを思い起こさせた一本目。TNFスタッフのSatoru。

 

紅一点ながらツアー終了後のスライドショーを一番沸かせるスプレーショットを連発したYさん。

 

こちらもナイススプレーのTさん。

 

唯一参加の外国人ながらイベント満喫してくれたAさん。

 

仕事で写真や映像も撮っていると言うカメラマンさん。分野違いにせよ同業者なので緊張しました。

 

TNFアスリートでもあり、Powder Company主宰でもあり、本日のヘッドガイドの高久智基。

 

テールガイドの佐野雄介。

 

最高の一本を滑り終えて皆で記念撮影。さすがに皆さんいい顔してます。

 

Author: Kage Photo