今季初のWeekend Highlife in Nisekoはまさかの展開
Date:2017.12.23
こんばんは、Kageです。
今日は毎年行っているThe North FaceのイベントWeekend Highlife in Nisekoの今季初開催日でした。このイベントはもう10年以上前から続いていて、ヒラフにThe North Faceの直営店The North Face Gravity Nisekoが出来た3年前からは年1回開催からシーズン中は毎月開催に変更となっており、今までにかなりの開催数となっている。しかし、何故かこのイベントの時は不思議と天気が悪い。シーズン中数回しかない雨に当たったり、ガスったり、雪が悪かったりというのが通例なのだ。過去に天気と雪が良かったのは、僕の記憶では3回程しかないのだ。
そして、今回もつい一昨日まで長らく続いたDeep Powderセットが昨日の晴れと暖気で雪は沈降し、場所によっては湿気た雪がサンクラストとなったりしていた上に、今朝も暖気流入で山はガスが立ち込めていた。「あぁ~やっぱりまたかぁ~!」と思ったワケである(笑)。天気予報では終日曇り予報でしたが、気圧配置図を見る限りちょっとした気圧の谷はあるものの、日が射す可能性はあるなぁ~とは思っていた。いざイベントツアーが始まり山の麓のハイクアップポイントに到着した頃にはほぼガスは無くなっていたが、少しどよ~んとしたような真っ白な空が広がっていて、僕らはその中をハイクアップし始めたのである。
するとドロップポイントに到着する少し前に日が射し始め、真っ白だった空から少しずつ青空が見えるようになっていったのである。貴重な一瞬の晴れ間になるかもしれないので、少し先行して登っていたスノーシューで登るスノーボード班は急いでスノーシューから板に履き替えてワンターンセッションを開始。すると、なんと空には真っ青な深い青空が広がってくれたではないか!!そして、雪も踏み応えがあって走るパウダー。もうこれ以上のコンディションはありません。いやぁ~晴天パウダーなんてシーズン通してもそう何回もないのに、ガスっていたところからのこのコンディションは奇跡のようでした。否が応でもテンションが上がります。
こうしてスノーシュー班は、1本晴天パウダーの撮影を終え、またスノーシューに履き替える準備をしている間にスキーヤー等シール班が追い付きドロップポイントを目指す。そして、全員ドロップポイントに到着した時にも、まだ真っ青な青空が続いており、先程滑れなかったシール班から順番に光がいっぱいに降り注ぐオープンバーンへと滑り込む。続いてスノーシュー班もそれに続く。しかし、そこでちょっとした事件が発生。Powder Companyでもトップクラスにスノーボードが上手いリピーターのお客様が立木に衝突し胸を痛めてしまったのだ。テンションが上がり過ぎてしまったのだろうか?仕方なくガイドの高久智基とTNF Gravityの副店長でお客様を病院へ。お客様も自分でゆっくりと滑って下山出来たのが不幸中の幸いだった。10年近く前から年に何度もツアーに参加頂き、毎年のテントツアーや東北ツアーなど数数え切れない程一緒に楽しい時間を共有してきた者として心配でならなかったが、気を取り直して残った者でツアーを続行した。
しかし、次の一本では青空がなくなってしまい降雪は無いもののいつもの真っ白な空のニセコとなってしまった。だが、雪は更に良い感じで皆さん気持ち良さそうに雪煙を巻き上げておられました。そんなワケで残念なアクシデントは発生してしまいましたが、今朝のガスから一転晴天パウダーを手に入れたツアーでした。
真っ白な空の中を歩き始める一行。
ハイク中真っ白な空が急に深い青空へと変わり、急遽ワンターンセッションを開始。雪煙を巻き上げるNさん。
ガスっていた朝からのまさかのこの晴天は否が応でもテンションが上がる。
8年ぶり?位久しぶりにこのイベントにご参加頂いたKさん。
ダケカンバと青空のニセコらしい景色の中を滑るIさん。
TNF契約アスリートでもあり本日のリーダーガイドPowder Company主宰の高久智基。
TNF契約アスリートの川口徹。
ツアーサポート山田誠。
Powder Company門下生のスキーヤー中村みほこ。
元Powder Companyテールガイドで現The North Face Gravity Nisekoの副店長鈴木秀明。
同じくThe North Face Gravity Nisekoスタッフの千葉サトル。
Author: Kage Photo
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