高久智基 BLOG
環境総合展2008とSPARKS GOGOライブに行ってきた
Date:2008.06.20
Category:
おはようございます。今日のニセコは「どよん」とした雲に覆われて、沈んでいます。
昨日のハードな予定には無理がありました。
Kageのスライドショーには行ったものの、終わっていました。。
Kageのスライドショーは勿論、その後の地球温暖化問題の話も興味深かったので残念です。
自分の「何とかなるだろう」と楽天的な所、ちょっと反省です。
今後予定を組む段階で考えを深めよう。
しかっし過ぎたことは取り返しがつかないので前向きに(ホント反省しているのかね)。
環境総合展2008に行きました。
札幌ドームの内外に所狭しとブースが出され、かなり賑わっております。
駆け抜けるように回ったので、見落としもあったと思いますが、全体的には生活環境のロスを少なくして高上を図る商材が多かったです。たとえば住宅の断熱構造やゴミを分解して燃料になったりするもの、こういった商品を各々が取り入れることで消費者が直接的に関与、そして生活環境の高上も享受できるので素晴らしいことだなと感じました。
詳しくは自分が家を建てる時等に研究してみたいと思います。
道立林業試験場の開発した「クリーンラーチ」(カラマツとグイマツの交配種)を見ました。
CO2の固定量はカラマツと同等のようですが、ネズミによる被害に強うようで、広範囲的に見て固定量が高い(成長が良い)と伺いました。
北海道の植林の現状はほとんどがカラマツなのですが、今後この種が増えてくるんですかね。
国土地理院の地球地図というのも現状を把握する上で分かりやすかったですね。web上でなんと無料で配布されています。
下写真は森林分布図です。日本にいると分かりにくいですが、森林が育つ環境は実は少ないということが見て取れますね。
現段階において森林が唯一、太陽によってCO2を固定できる方法を持っているようです。
やっと発見、地球環境産業技術研究機構の二酸化炭素地中貯留技術研究開発、この展示会で1番実践的な手法であると感じました。
ただ実用可能は、2050年以降、そしてコスト(1tあたり7000円以上、カーボンオフセットと比べると倍以上)、そして人間のエゴによって出された物を地中に埋めることはどうなのか?という倫理的な問題、などがあるようです。
いずれにしても大気中の温室効果ガスが少なくならないことには、今の環境が維持出来ませんよ。当然環境の上に成り立つ文化も衰退して行っちゃいますよね。
私には良い雪が降らないことは、ホント困る!直接的すぎます。
スノーボードを生活に取り入れている人は、危機感が一早いこともあります。
悩むのはやだよね。でもまず考えるか。
具体的な活動はまた書きます!
つづく
そしてSPARKS GOGOのライブ、最近はロックをあまり聞かなくなっているんですが、お気に入りの曲もやってくれて(ありがとう)、よかったなぁ〜。
彼らのキャリア(18年)の深み、空間の創り方には素晴らしいものがありました。
昔PENNY LANE24の最高動員数を記録したこともあるらしいです。
勉強になりました!
今日と明日にニセコで「マウンテンリゾート活性化のための環境シンポジウム」が開催されます。
Author: 高久智基