高久智基 BLOG
Lake Tahoeのコンディション
Date:2009.03.09
Category:
カリフォルニア、Lake Tahoeに来ています。
タクシーの運転手から雪は到着の2日前に降ったと聞きましたが、夜の車窓から見える斜面は硬そうに見えていました。
翌朝、雲は多めでしたが安定した天気です。
大会初日、選手達は朝一のリフトでインスペクション(斜面の下見)に出動している様子。
大会への出場に関して若干後ろ髪を引かれる想いもあります。
昨日到着の本日本戦ということもありますが、なにより準備(心と体ですかね)が整っていない状況で、「ノリ」で出るにはリスクが高すぎると判断、今回は観戦、そしてLake Tahoeを満喫することに専念します。
そう!硬そうに見えた雪、実はドライで底なしのパウダーだったんですよ!
初日、スタートの模様を細かく確認して早々と裏(といってもコース内)、大会用にクローズしていたリフトからのアクセスの為か、最高なコンディションに驚きました!
「なんで誰も滑っていないんだ?」と不思議に思う感覚です。
その後も数本、今回ちゃんとした撮影では始めてのセッションとなる二ール・ハートマンと最高なパウダーに歓喜しつつも、お互いのの感覚を確かめ合いました。
初めての場所、初めての雪質、初めてのセッションをあまり感じません。
二ールの立位置や画角はイメージ通りで最高です。
そしてTom Burt,Temple Cummingsの再開に感動。
4年ぐらい前にニセコで2週間ガイドして、一緒に撮影して以来でした。
彼らの2週間の滞在は家から歩いていける宿に宿泊していたので、我が家が溜まり場となっていた感があるなか、私の不在時も子供達と遊んでいて何度か夕食をともにしました。
TomやTempleもその時のことをえらく覚えていてくれて、アウェイの僕達をとても暖かく迎えてくれました。
ニセコでの家事を支える「家内」感謝をした瞬間です。
Tom Burtは私のスノーボード人生の中のある意味一番熱かった時期のヒーロー。
今回ここを訪れる時でも、10年以上前のビデオでTomが言っていた「Lake Tahoe」というフレーズがループしていました。
photo.Neil Hartmann
さて次回はTHE NORTH FACE MASTERSをレポートします。
Author: 高久智基