高久智基 BLOG
「エゴ」で止まらない「エコ」を目指して
Date:2008.07.01
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始まりは、ちょっとしたこと、「良くしたいという想い」を実践すること。
つまり「エゴ」からでした。
ゴミ拾い、エコバック、省エネ(言い方古いかな)、高効率の住宅や車、原子力(地震と戦争が怖いです)、、、、
私は経済や物質的に恵まれた時代に育つことが出来ました。
環境問題を考える上で、卑下するところは無いとは言えませんが、むしろ誇りに思っています。
何故「誇り」かって?それは現在の人工環境を享受したからこそ、快適な生活が手に入れられ、その上で環境破壊(人間にとっての)に気付くことが出来たからです。
そして「卑下」するところは、生活自体が「遥か昔の資源」を消費することで成り立つ社会に依存しているからです。
新聞では、昨日は「温暖化は嘘だ」的な論者の記事が、そして今日は各国首脳が温暖化ガス削減の為には「革新的な方法」が求められると見解があると掲載されています。
まさに混沌とした現状を伝えていますよね。
長期的にみた気温の変動はあるかも知れません。
だからといって楽観的に「消費しっぱなし」を続けることは、気持ちの良いことなのでしょうか?
手に入るほとんど全ての物が、「化石燃料」(何億年サイクル)に依存しています。なんと世界の使用エネルギーの内、85%だそうです。
そしてほとんどの「モノ」は、何億年どころか100年も保たない物ばかりです。
大丈夫かなぁ!?
環境問題は観点によって見方は色々でしょうが、「人間がいるから地球がある」のではないことは確かです。
光合成を繰り返えす植物が、生命あるものが、死んで完全に大気に返る前に地中や水中に埋まることで大気は正常化されて、ある時人間が生まれたのでしょう。
化石燃料が燃えることは、「生命誕生以前の地球」に戻る方向だといえます。
かといって、便利なもの全てを手放すことは出来ません。
しかし、今現在行われている「エコ」だけでは、残念ながら温室効果ガス発生の加速は軽減出来ても増加は止められないですよね。
そこで考えた。
科学がいくら進歩したとはいえ、大気の温室効果ガスを同化固定出来るのは、唯一植物だけなのです。
野菜など生活に直接的な植物をなるだけ「地産地消」で活用する事も重要です。
しかし、もう一歩が必要。
方法1
そう。過去の産物(石油)を利用した生活水準なのですから、「未来に残す活動」を行う事で相殺を行う。
具体的には、「人間より寿命の永い」植物を植えて「育てる」ことで、この時代で出したCO2を木材という形に変えて、未来に残す事が実質的に可能となるのではないか!?
しかも日本は、世界的に見ても樹木が生育する上で数少ない「恵まれた土地」を持ち、技術力もあるので、「製造者や消費者が一丸となれば」今後はモデルケースとなるのではないでしょうか。
(株)パウダーカンパニーは、林業の実施を実践的に行うとともに、企業や個々がどうしても排出してしまうCO2の相殺に皆が参加出来る活動を行います。
「具体的な方法2」はまた書きたいと思います。
環境とスノーボードの事を書くとどうしても長くなってしまう。
つづく
今日の写真は、本分と直接的ではありません。
部落で植える「コスモスの花」
スキー場の麓を支える「コミュニティー」として意味ある活動
毎年勝手に育つ玄関脇の「ウドの大木」
私に関係なく続く生命
Author: 高久智基