高久智基 BLOG

カーボンオフセットって知ってます?

Date:2008.04.14 
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いつもブログを読んでいてくれてありがとう。 今日は常々感じている事の一端を書いてみようと思います。 モービル乗って,リフトに乗って、車に乗って、ヘリまで乗って、家庭では暖をとり、スノーボード用具を作り、電気を使うことで原子力にも関与しています。 「本当のことって何だろう?」って15年ぐらい前に深く考え、身近にある矛盾に対してすごく悲観的になった時期がありました。 でもこれって「人間のもっと良く」っていう当たり前の社会性から考えると難しくって、それこそ「淘汰」の考えを持ち込まないと解決しないのではないのかな。 むかしゲーリー・スナイダーの「亀の島」という詩集を読んだ時に愕然としました。 冒頭にある人口問題では、 「世界は人口増加や発展によって危機に瀕している。それぞれの地域での最大人口は、地域の生態系にとって健全か否かが基準となろう。その際人間以外の生命の繁栄を視野に入れるのは当然。目標、現在の地球人口の半分、またはそれ以下」 かなり過激である内容に、ちょろっと読んでも心が揺らぐ。 夫婦と子供3人、人口増加に貢献している。 何がいいたいのか?何をいうべきなのか? ちょっとそれてしまったので本題に戻そう。 仕事や遊び、そして生活における「節約」はするべきと思うけれど、便利なものを手放す事は勇気のいる事だし、大きく取り組んだとしても結果はゼロにはならない。 カーボンオフセット 簡単にいうと「生産や行動によって排出されるCO2を森林等によるCO2吸収と相殺する仕組み」 便利なものを手放せない代わりというのも何なのですが、現時点の社会性には則している気がします。 ただひとつ方針が見えないのは、途上国の森林のみCO2の吸収量としてみなすという事。 やっぱり自国で出したCO2は、まずは国土の樹木で相殺して足りない分を考えるのが筋ではないだろうか。 値段は高いかもしれませんが、国内で現金が動くことは、国民にかえってくるのではないだろうか。 しかも日本の森林に手を入れたら、環境も良くなるし、木という資産も育てられるのに。 日本の国土の7割は森林です。こんな国ほかにありませんゼッ!

Author: 高久智基

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