パノラマライン開通、桜、ウォーターライドと春全開のニセコです。

こんばんは、Kageです。
今日は２月下旬にもお越し頂いたリピーター様１名が初めて春のニセコへと来て下さりPhoto Sessionしてきました。

例年このお客様は１月下旬にお越し下さるのですが、今年は飼っていらっしゃった犬の都合上１月下旬の予定を１か月ずらして２月下旬に来られました。それだけでも例年と違う時期だったのですが、今回初めて春にも来て頂き冬のニセコとは丸っきり違うニセコを感じて頂きました。特に今年は一気に雪が溶けて今となってはスキー場も「営業しているの？」と心配になるほど圧倒的に雪よりも土の方が多い見た目になってしまったと言うのもありますが、まぁ～人が居ないは、暖かいは、POWCOMの入り口は階段を上って入るはでいつものニセコとは違う事だらけで驚いていました。お客様は「そもそもニセコで青空なのも違和感がある」って言っていましたが…（笑）。

ここ最近のニセコは一気に春モード全開で、丁度昨日あたりから桜が咲き始めたし、オレンジの葉が見え春の紅葉も始まったし、新緑の緑やこぶしの白い花と山が少しずつカラフルに色付き始め、野原にはフキノトウ、カタクリ、エゾエンゴサクが咲き、湿地などの水場にはやちぶき、水芭蕉など、本当に一気に生命の活気に溢れるニセコとなってきました。約半年間に及ぶ長い冬が終わり一気に生命の息吹が感じられるここからの時期が僕は大好きです。

そして、今日の１０時には冬季封鎖道路のニセコパノラマラインが開通となり、冬は麓から２時間位掛けてハイクしていたニトヌプリやチセヌプリのピークまで４５分前後で登れる位置まで車で行けるようになりました。その恩恵を預かりに僕らも数本スキー場を滑った後は、パノラマラインを使って車で登り、そこからハイクアップして普段なかなか行けない斜面にイージーアクセスで行ってきました。そうこのパノラマラインの開通もニセコの春の魅力の一つです。

今日のニセコは最高気温２１．５℃、僕らが行っていた山がある蘭越町は２２．９℃と６月下旬並の気温となり、この４月は既に複数回２０℃超えとなっているが普段からすると稀にみる高温でした。おまけに黄砂も来ていて空気が黄色く霞んでいたので、恐らく今日は気温的にも黄砂的にもかなりのストップスノーと予想していたのだが、ところがどっこい昨日の雨のお蔭か山は板が走り、なかなか良いコンディションでした。スキー場の下部は少し板が詰まる感じがあったので、未圧雪の山は厳しいだろうなぁと思っていたので助かりました。山では風が心地良く、雪だけでなく暑さも気温に対してそれ程暑く感じず、オーバーヒートする事もなく実に快適に過ごせて助かりました。

しかし、本当に一気に雪が溶けてしまって雪が少なく、現段階ではいつものＧＷ明け５月中旬頃の感じに見受けられましたが、とは言ってもまだまだ滑れますし、僕らは今日行きませんでしたが、プライベートで山に行っていたマコちゃん（山田誠）などは雪解けの沼で春恒例のウォーターライドをして来たようで、パノラマライン開通と共にニセコの春の遊びがまた一段と広がり、春が始まったなぁ～って感じです。明日からのGWにニセコに来られる方は、ウォーターライド楽しめますよ！！ウォーターライドやりたい方、最後に滑り納めたい方、お待ちしております！！

あっ、今日のKさんも先日のお客様同様エスコンフィールドでの野球観戦も兼ねてニセコに来られてました。野球好きの方は、そのルーティンも良いと思いますよ。


気温２２．９℃でも風が心地良く、丁度良い感じで快適でした。




冬季封鎖道路ニセコパノラマラインも今日開通し、サーキットのような峠道をバックに記念ライドするKさん。




こちらは日本海をバックに滑る本日のリーダーガイド岡田修。下界にはもう殆ど雪が無い。




でっかくヒールサイドターンをするテールガイド佐藤岳。




延々とバンクが続く沢セクションに突入するKさん。




バンクに当て込む岡田修。




沢のレギュラーでスプレーを飛ばす佐藤岳。

Author: Kage