PHOTO SESSION BLOG

2月の観測史上最高気温と爆風から逃れて、全てが最高のチョイスだった。

Date:2024.02.20

こんばんは、Kageです。
今日は昨年初めて佐藤岳のクルージングツアーにご参加頂いた2人が、お友達を連れてアメリカからやって来てくれ、クルージングツアーにてPhoto Sessionしてきました。

今日は何と言っても北海道の殆どの観測地点で2月の観測史上最高気温を更新し、倶知安でプラス13.1℃、蘭越町で13.2℃、僕らの居た岩内町は14.9℃を記録しました。そして、南西の爆風となるのでニセコのスキー場のリフトは運行に影響が出そうで、最悪の場合ほぼ全てのリフトが運休となる可能性もあったため、ニセコから離れて風の影響の少なそうなスキー場に移動する事も考えました。しかし、朝一は予想していたよりもアンヌプリスキー場では風の影響は少なそうで、ゴンドラも動きそうだったし、途中で運休となるかもしれないが、それまではいつも通りアンヌプリスキー場でクルージングツアーを行おうかとも考えました。だが、リーダーガイドの佐藤岳は、「リフトが動くか動かないかに振り回されたくない」との事で、ニセコを離れる事にしました。そこで今日の風でも運休しそうになく選択肢に上がったのはルスツだったのだが、リフト代が5時間券で1万円(汗)なので、岩内(4時間券2500円、1日券3千円)というのもアリという案も上がり、結局お客様が数日後からルスツで滑る予定という事もあり、また人の少ないローカルスキー場の方に行きたいというお客様の意見もあり、我々は岩内スキー場でツアーを行う事となりました。

ニセコから車で1時間弱移動し岩内スキー場に到着すると、今回の風向きとは真反対の筈なので風の影響が殆ど無いと予想していたのに山から吹き下ろす風がかなり強く、時折体やスノーボードが風で煽られる程だったのでリフトの運行が心配になりましたが、結局終日全く問題なく運行してくれたし、アンヌプリは割と直ぐにゴンドラも運休となったり、クワッドリフトは故障で運休となっていたり、ガスで視界不良だったり、早い時間からストップスノーとなっていたそうだし、ルスツは駐車場がツルツルの氷で車が停まっている間に勝手に横に移動し、隣の車との接触事故が多発していたらしいが、岩内は終日快晴で青空と青い海をバックに撮影出来たし、雪は朝一から良い感じの緩み具合なのに、終日ストップスノーはほぼ無く、しかも殆ど貸切状態でほんと最高でした。アメリカから来ているお客様に聞くと、湖はあるが海を見ながら滑れるスキー場は行った事無いし知らない(僕が知っているのはアラスカのアリエスカスキー場)との事だったので、尚更良かったです。そんなワケで僕らのチョイスは見事にハマり、お客様も僕らも大満足の一日となりました。


日本海と積丹半島を背景に貸し切り状態のスキー場でクルージング。




最高の景色を背景にトーサイドターンを決めるTさん。彼のスノーボード仲間で集まった7名様のツアーでした。




アメリカ生まれアメリカ育ちの日本人Iさん。




スラッシーな春雪のスプレーを飛ばすCさん。




木漏れ日を綺麗なカーヴィングターンで繋ぐJさん。




Lさんの滑りを称えて盛り上がるギャラリー。




Tさんと先日千歳空港でたまたま会って知り合ったという今日皆さんとは初対面のAさん。それでツアーに参加しちゃうのがアメリカ人っぽい。




終日快晴で景色も雪も最高だし、ヒラフの喧騒とは真逆でほぼ貸切のゲレンデ、全てが最高のチョイスだった岩内スキー場。




本日のリーダーガイド佐藤岳。




テールガイド山本雄也。

Author: Kage Photo

kage

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